遠野まごころネット関西同総会が、きのくに国際高等専修学校のみなさんと岩手県沿岸の高校生をつなぐ緊急企画「3.11 東日本大震災から学ぶ 繋げよう!次世代へ〜きの校と岩手が繋がる日〜」を開催いたします。
きのくに国際高等専修学校(和歌山県橋本市)の生徒有志は東日本大震災後、何度も現地を訪れ、被災地支援活動に取り組んできました。また自主的に識者を招いて特別授業を開催するなど、積極的に学んでいます。まもなく東日本大震災から5年目を迎えるにあたり、現状や、これから自分たちで出来ることはなにか?について、NPO 法人遠野まごころネットと一緒に考えたいとの申し出がありました。そこで、今回は被災地のひとつである岩手県大槌町に暮らす高校生に協力してもらい、大阪と岩手をカメラ電話で繋いで、同じ年代の声を聞かせていただくことになりました。まごころネットのメンバーたちと同じ気持ちを持っている若い世代の存在は大変頼もしく、私たちも心から応援しています。3年生が卒業したあとも、後輩たちが学んだことを活かしてくれると期待しています。ぜひ取材またはご参加いただき、震災の記憶を風化させないためにご協力ください。
◆開催日時:2015年2月7日(土曜日)12時~16時
◆場所:セカンドラボラトリー(大阪市中央区北浜東1-29-B1)
大槌サイドの中継場所はショッピングセンターマスト(予定)
◆参加方法:メールtonomagokoro06@gmail.com での申込みのみ。先着10名。
参加費1人1000円(小学生以下参加不可・まめぶ汁とおにぎり付き)
※タイトルに「2/7 ミーティング」とお書きください。定員に達し次第受付終了します。
◆当日のスケジュール
11時~まめぶ汁作りをしながらミーティング(一般非公開)
12時~試食しながらの情報交換
13時~大槌との中継ミーティング開始
14時 中継終了後 ふりかえり
15時~支援する側からの報告とディスカッション(まごころネットより2名)
16時 終了予定
◆参加メンバー
大阪側
◯きのくに国際高等専修学校有志
3年生 川瀬由希子ほか 16歳~18歳 の生徒約10名
きのくに国際高等専修学校は、国際的な視野を持ち、自分自身と私たちの社 会について深く考えたい、という人のために、1998 年にスタート。少人数で社会問題、国際問題、英語などを重点的に学習します。また、生徒一人 ひとりが本当に好きな対象を見つけ、それに向かって深く学ぶことができる学校。震災後、遠野まごころネットを通じて被災地支援活動を行うなど、自主的に行動している。中心メンバーは18歳の5名
◯遠野まごころネット関西同窓会有志
幹事 下間都代子ほか 約10名
遠野まごころネット関西同窓会はNPO 法人遠野まごころネットを通じて活動したメンバーが集まり2011年7月に結成され関西からできることを考えながら今も活動を続けている。
岩手側
◯釜石美鈴
通信制高校3年生。コラボスクールの企画のマイプロジェクトで100人の笑顔プロジェクトを企画。被災地の笑顔を撮り写真集にする。写真展も開催。春からは大学生。
◯吉田優作
大槌高校3年生。コラボスクールのマイプロジェクトで、『木碑』を津波到達ラインに建てる。石碑は建てたら終わり、忘れられる。木碑は数年毎に建て替えることで忘れない。と住民を巻き込んで行う。春からは大学生。
◯その他参加調整中の高校生メンバー2人。
◯世話役 阿部敬一
元一般社団法人おらが大槌夢広場メンバー。大槌在住で、日本各地の支援者とのパイプ役
主催:NPO 法人遠野まごころネット関西同窓会
協力:3.11fromKANSAI 実行委員会
問い合わせ:tonomagokoro06@gmail.com