2016年になりました。この3月には東日本大震災の発生からちょうど5年となります。復興はおろか復旧すらまだ、生活再建の格差が広がる今、「衣」「食」「住」「なりわい」「心」の復興を目指して、遠野まごころネットは以下の活動に取り組んでいきます。
◯まごころ就労支援センター(岩手県釜石市・大槌町)
釜石市・甲子町と大槌町・姥ヶ沢で活動しているまごころ就労支援センター、障がいをお持ちの方にお仕事を紹介し、就労と自立を支援してまいりました。「なりわい」づくりのために開発してきました手芸品や食品、ますます力を入れて製造していく予定です。センターを利用してくださる方も卒業された方も、順調に増えています。釜石の施設は手狭になってきたため、拡張を検討しています。
必要なご支援:事業運営のための資金のご支援を必要としています。特に釜石のセンターの拡張のため、新たな施設の建設費が必要です。また製造している手芸品や食品をお取り扱いいただけます企業様を募集しております。ご興味ございましたらmagokoro.lab@gmail.comまでお気軽にご連絡ください。
◯大槌たすけあいセンター/大槌みらい工房(岩手県大槌町)
地域の皆様の「コミュニティづくり」の場であり、「なりわいづくり」の場である大槌たすけあいセンターと大槌みらい工房。まごころ就労支援センターの施設としても利用しています。「なりわい」づくりの一環として、食品や手芸品の製造もおこなっています。
必要なご支援:製造している手芸品や食品をお取り扱いいただけます企業様を募集しております。magokoro.lab@gmail.comまでお気軽にご連絡ください。
◯まごころの郷「はーぶの郷」(岩手県大槌町)・「あまほらファーム」(岩手県釜石市)
ソーシャルファーム「はーぶの郷」では、花を育てて憩いの場を、バジルやラベンダーなどのハーブを育てて「なりわい」の場をつくってきました。ソーシャルワイナリーを目指す「あまほらファーム」では、ワインの材料となるブドウを栽培しています。作物を育て、商品に加工し、販売する「第六次産業」が育っています。
必要なご支援:資金のご支援とボランティアさんを随時募集しています。製造している商品をお取り扱いいただけます企業様も募集しております。ご興味ございましたらmagokoro.lab@gmail.comまでお気軽にご連絡ください。あまほらファームには、新たなまごころ就労支援センターの建設を検討しています。こちらの建築資金も募集しております。
◯米通 結いとりの郷(岩手県遠野市)
農業や自然エネルギー発電、伝統の継承を通じた土淵町・米通集落のみなさまの地域おこし活動「米通 結いとりの郷」、今年もお手伝いさせていただきます。地域や世代を超えた交流を進めてまいります。
必要なご支援:資金のご支援を必要としています。ボランティアさんも募集しています。
◯大槌復興米
津波で流されてきた奇跡の米「大槌復興米」。大槌の新たな産業に、そして復興のシンボルに育てるため、来年も栽培します。2016年はいよいよ栽培5年目となります。(2015年の栽培の様子はこちら)
必要なご支援:ご購入いただける方を募集しております。企業様や法人様の一括購入も歓迎いたします。tonomagokoro@gmail.comまでお気軽にお問い合わせください。2015年産米の販売はこちらから。
◯三陸海の盆
鎮魂の伝統芸能競演行事「三陸海の盆」、2016年8月11日(木・祝)に第6回を開催する予定です→訂正(1/7):8月27日(土)に開催される見込みとなりました。開催地は宮城県南三陸町です。
必要なご支援:資金のご支援を必要としています。折りを見てボランティアさんも募集します。
◯サンタが100人やってきた!
岩手県沿岸被災地を100人超のボランティアサンタが訪問する復興支援クリスマスイベント「サンタが100人やってきた!」、早くも地元の皆様からご要望をいただいております。2016年クリスマスも開催の方向で準備を進めます!
必要なご支援:資金のご支援を必要としています。折りを見てボランティアさんも募集します。
◯まごころサンタ基金
岩手県沿岸で被災した大学、短大、専門学校進学生に奨学金を給付して支援してきた「まごころサンタ基金」。これまでに支援した奨学生は400名以上となりました。2016年も奨学金の給付を継続していきます。現地の復興の進み具合の「格差」を考慮し、「広く浅い」支援から、「狭く深い」支援へとシフト。「被災した子どもの支援」という当初の目的も踏まえ、新たなニーズに対応することも考えていきます。
必要なご支援:資金のご支援を必要としています。
◯盛岡事務所
岩手県沿岸をはじめとする多くの事業所をデザイン面で支援してきた「絆デザイン・魅力創造事業」、年度内も精力的に取り組んでまいります。
必要なご支援:これまでに採択し支援してきた事業者様の商品やサービスをぜひご利用ください。経済支援は、今、岩手県被災地が最も必要としている支援のひとつです。
◯東京事務所
岩手県沿岸の情報を首都圏で発信し、首都圏からの支援の手を岩手につなぐ東京事務所、ますます活発に活動してまいります。講演や取材等、風化を防ぐ活動にも対応します。岩手、宮城、福島の被災事業所・被災事業者の商品の販売にもさらに力を入れていきます。
※被災地物産販売会のご用命や講演や原稿のご依頼(謝金をお願いします)をお待ちしております。首都圏での被災地支援をお手伝いくださるボランティアさんも募集しています。tonomagokoro03@gmail.comまでご連絡ください。
◯ボランティア活動
今の被災地のニーズである「コミュニティづくり」「なりわいづくり」のための活動を続けてまいります。具体的な活動は、はーぶの郷やあまほらファームでの農作業、まごころ就労支援センターの作業サポート、三陸海の盆や地元のお祭りといった各種イベントの運営などなど。基本的に毎週金、土、日でおこないます。リピーターさんも初めての方も、団体も個人の方も、子どももおとなもご年配の方も、海外の方も、だれでも大歓迎。くわしくこちらをご覧ください。
必要なご支援:ボランティアとして復興にご協力ください。ボランティアコーディネート運営のための資金のご支援も必要としています。
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