東日本大震災の津波で流されてきた奇跡の米「大槌復興米」、今年も日本航空株式会社(JAL)様の機内食にご採用いただけることとなりました。
大槌復興米は、東日本大震災の発生から8か月が経った2011年11月、大槌町安渡(あんど)の菊池妙さんの家の跡で実っているのが見つかったお米です。安渡地区は海に面しており、水田は周辺にすらありません。このお米は、津波でどこかから流されてきて、潮をかぶった土地で自然に芽吹き、逆境を乗り越えて稲穂をつけたのです。妙さんからこのお米の種籾を託された遠野まごころネットでは、大槌復興米を大槌町を代表する産物に、そして地域の復興のシンボルに育てようと、ボランティアのみなさんや地元のみなさんと栽培をおこなっています。
JALの皆様は、2014年11月から12月の間、同社の機内食で大槌復興米ご使用くださいました。今回の大槌復興米のご採用は、それに続いてのものになります。今回は2016年3月1日からの一か月間、国内線ファーストクラスの機内食で提供されます。JALの皆様、本当にありがとうございます。この期間にJAL様の国内線ファーストクラスをご利用にされる皆様は、大槌復興米を召し上がって、東北の復興に思いを寄せていただければと存じます。
2015年の栽培の様子はこちら↓から
【大槌復興米】奇跡の米・栽培4年目の歩み