「翼」独日高校生交流プロジェクト2017の参加者を以下の要領で募集いたします。
沿岸被災地の子どもたちは、東日本大震災で生まれ育った街が全て失われる、あるいはコミュニティが崩壊するという体験をしました。家族や友だちを失った子もいます。
けれども、残された子どもたちと私たちは、この危機的状況を乗り越えて、それぞれの将来、そして地域コミュニティの再生に向けて共に起ちあがっていかなくてはなりません。
そこで、地域の未来を担う子供たちに、日本とは全く異なる文化・伝統を持つ社会を訪れ、自身の世界を広げてもらいたいと思います。異なる価値観を持つ若者たちと交流し、彼らの生き方を体験することは、きっと子どもたちの将来の糧となり、そして地域の復興にもつながることでしょう。
そのため、6名の若者を10日間の旅程で、首都ベルリンを中心としたドイツに招待したいと思います。
ベルリンには日本語を第2外国語として学べるギムナジウム(中高一貫校)が9校ほどあります。そこで日本語を学ぶ若者および日本語補習校の生徒たちとの交流をメインに、ドイツ各地の施設で交流を深め、見聞を広げてもらいたいと思います。
このプログラムは2013年から毎年開始され、5回目の今年が最後の派遣となります。
「翼」日独高校生交流プロジェクト 2017年 高校生参加者募集要項
期間:2017年7月25日(火)~8月3日(木)まで(10日間 ※往復の移動日を含む)
募集人数:6名
応募資格:2017年4月の時点で岩手県内市町村(沿岸被災地域・内陸を問わず)に居住し、県内の高等学校に在籍する者。
①日常英会話ができる方が望ましい
②派遣前に開催する事前研修、帰国後の報告会に参加できる方
※【予定】事前研修日:6月4日(日)、18日(日)、7月2日(日)、16日(日)
帰国報告会:10月1日(日)
※事前研修・帰国報告会に参加出来ない場合は、応募資格の対象外とさせて頂きます
③心身ともに健康で、規律正しい生活のできる意欲的な方
④保護者の理解と積極的な協力の得られる方
滞在プログラム(予定):
ドイツ人家庭でのホームステイ、ドイツの若者とのワークキャンプ、ドイツ人高校生との交流(ディベートなど)、
講演、高校及び大学訪問、ベルリン市内の博物館・美術館さらに市内NPOなど訪問、観光、歓迎会と送別会
※往復路とも「遠野まごころネット」より引率者がつきます
費用:航空運賃および滞在費等(1人25万円相当)は主催者が負担します。その他の諸経費は参加者負担となります。
主催:NPO法人 絆・ベルリン(ドイツ)
共催:ロバート・ボッシュ財団、NPO法人 遠野まごころネット(岩手県遠野市)
後援:在ドイツ日本国大使館、岩手県教育委員会、岩手日報社、東海新報社、IBC岩手放送、めんこいテレビ、
テレビ岩手、岩手朝日テレビ、エフエム岩手
参加者選出方法と応募方法:
書類審査による一次選考と面接による二次選考により選出します。応募には以下の書類をご送付ください。封筒の表には「『翼』応募書類在中」と明記してください。なお、応募書類は返却いたしません。
(1) 氏名、住所、電話番号、メールアドレス、志望理由を記した応募票(任意の書式で可)
(2) 作文 題目「震災体験と自分の将来」または「ドイツと日本の将来」自由様式で800字以内
(3) 学生証のコピーないし高校在籍を証明する書類
(4) 履歴書
(5) 返信用封筒(長形3号。宛先にご自身の住所と氏名を明記し、82円切手を貼ってください)
書類審査による一次選考の結果は応募者に郵送いたします。一次選考を通過した方には、遠野市で行われる面接による二次選考のご案内をお送りいたします。
二次選考は2017年5月14日(日)です。面接の際の交通費や宿泊費は支給されません。
書類送付先:〒028-0522 岩手県遠野市新穀町2-3
NPO法人遠野まごころネット駅前事務所 「翼」担当あて
書類送付応募締切:2017年5月2日(火)(当日消印有効)
お問合せ先:NPO法人 遠野まごころネット駅前事務所
〒028−0522 岩手県遠野市新穀町2-3
TEL/FAX:0198-62-1010 担当:細川
e-mail:tonomagokoro@gmail.com
※お問い合わせはできるだけメールかFAXにてお願いいたします。