10月10日、大船渡越喜来の「みんなの仲良し広場」で、『三陸とれたて市場』さんからご提供のサンマを中心とした秋の味覚セットを販売し、『Save the Children』さんと一緒に、広場で子供たちとベンチ作りなどを行いました。
この味覚祭に協賛いただき場所を提供していただいた『片山建設』さんの「みんなの仲良し広場」は、瓦礫を使った遊具などがあります。7月からオープンしたものでしたが、現地では、まだ瓦礫撤去作業などが進んでいる関係もあり、なかなか子供たちがそこで遊ぶことが難しかったものです。
「こういうことがなければ来れないんだよね…」と、地域の父兄の方々もおっしゃっていましたが、このようなイベントを開催することで、地域の子供たちが遊び、「仮設」「在宅避難」それぞれで生活している方々が交流できる拠点が徐々に形成されてゆければと考えております。
このイベントは、三陸とれたて市場さん、片山建設さん、といった地元の方々と、Save the Childrenさん、自立生活センターもやいさん、そして遠野まごころネットと、「地域の方々と支援団体」それぞれがタッグを組んで実現できた背景があります。今後も、こうした協働作業によって、被災地のコミュニティ形成に寄与できる活動を模索してゆければと考えております。