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大槌町にパレスチナ難民の皆さんから激励のメッセージが届きました!

2011年6月22日  10時27分

ちょっと遠い場所のお話ですが、地中海の東側のシリア、レバノン、ヨルダン、そしてヨルダン川西岸・ガザのパレスチナ自治区には、60年以上前にパレスチナの住みなれた家を離れた約480万人もの人々が現在も難民として暮らしています。

「世界中の子供たちを自分の子供のように思っています。ともに手を取り合っていきましょう」と語るタマール・アル・ヤソリさん。

そのパレスチナ難民の皆さんから大槌町のお友達あてに激励のメッセージが届きました!パレスチナ難民を支援する国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA:ウンルワ)と日本の国際協力機構(JICA:ジャイカ)の協力を経て、6月14日、ヨルダン、レバノンから大槌町教育委員会に絵と手紙が届きました。大槌町教育委員会では、「遠いところから、しかも家を追われて大変な苦労をされている方々からの激励は、大槌の子供たちに『絆』の大切さを感じてもらえると思います。」と大感動されたそうです。

マイサ・ハッサン・サーレさん「この絵には、たくさんの色が使ってあります。世界には色々な国、民族、宗教があるからです。そして、その色は全部つながっています。つらい時、悲しい時は、お互い助け合います。世界は一つ、みんな一つです。」

One Response to “大槌町にパレスチナ難民の皆さんから激励のメッセージが届きました!”

  1. ひろかです。 |

    パレスチナのはるか遠くからもしかも自分たちも決して恵まれた環境とはいい難い状況の方々にまで三陸の人たちの事を思いやる気持ちが本当にありがたく心温まる思いです。
    天災、人災と原因はそれぞれ異なりますが同じ人間として大変な境遇に会っている人同士だからこそ、そのつらい思いが伝わるのかもしれません。(とても被災していない私には想像も付かない程大変な状況なのでしょう)
     日本人はよく島国根性と呼ばれたり、自国の被害はニュースで大きく取り上げても他国の被災状況についてはあまり関心が薄い人種だとよく言われることがありますが、この震災(プラス人災?)をばねにして今までの悪しき日本人観を払拭すべく世界に視野を向けての平和作りに向かう事が残された私たちに課せられた使命なんだと思います。 命をなくされた多くの方々もきっとそれを望んでいるはず!
      やはり日本は世界平和に向かって世界をリードする運命にある国なんだと思います。 頑張る自信はあまりないけど、決してあきらめません。  

「陸前高田市広田町大野地区のコミュニティ施設設営事業」は 「平成23年度(復興支援)被災者支援拠点づくり活動補助事業」の 助成金の補助をいただいています。