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11月23日三陸エコビジョン・プレフォーラム・パート2~三陸復興と自然エネルギーの未来~

2011年9月26日  22時10分

三陸エコビジョン・プレフォーラム・パート2~三陸復興と自然エネルギーの未来~

11月23日に第二回目の三陸エコビジョン・プレフォーラム「三陸の復興と自然エネルギーの未来」が開催されます。
「三陸エコビジョン」の詳細はこちらをご覧ください。

趣旨

私たちは、三陸被災地の持続可能な自然と共存する復興を願い「三陸エコビジョンフォーラム」を今年12月10日~11日に開催予定で準備を行っています。そのプレフォーラムとして、9月4日には「三陸エコビジョン・プレフォーラム」~海と人との持続可能な共存のあり方~を開催しました。
プレフォーラムの第2弾として、今回は私たちの未来の生活を大きく左右することになる「自然エネルギー」をテーマとした映画の上映と講演を企画しました。多くの方々と共に、50年先、100年先を見据えた持続可能な三陸の復興の姿として学ぶ場となることを願い開催いたします。

概要

三陸エコビジョン・プレフォーラム・パート2~三陸の復興と自然エネルギーの未来~

期日:
11月23日(水・祝)
場所:
遠野市民センター 大ホール&ホワイエ
岩手県遠野市1番10号 Tel: 0198-62-4411
入場料:
無料
映画鑑賞券:
前売り¥1,000 当日¥1,200 被災者は自己申告制にて無料

スケジュール

遠野市民センター 大ホール

09:30 受付開始
10:00 主催者挨拶
10:10 鎌仲ひとみ監督作品上映「ミツバチの羽音と地球の回転」
12:25 上映終了挨拶・休憩・昼食

13:30 ポスターセッション参加団体紹介
14:00 鎌仲ひとみ 記念講演「原発事故後の希望を求めて」
15:10 被災地からの報告 田村満
(復興新会社「なつかしい未来創造株式会社」社長/陸前高田市)

15:30 飯田哲也 特別講演(環境エネルギー政策研究所代表)「三陸の復興と自然(再生可能)エネルギーの未来」
16:30 パネルディスカッション パネラー:飯田哲也、鎌仲ひとみ、田村満
17:30 閉会挨拶

18:00 交流会(あえりあ遠野・会費3000円) ※事前申込が必要です。11月19日迄。

同時開催(遠野市民センター ロビー ホワイエ)

  • ポスターセッション…国内での自然エネルギー事例紹介
  • 木質バイオマス利用のストーブ展示
  • 被災地支援団体の活動パネル等展示
  • アクリルたわし作り体験
  • 遠野風の丘・夢咲き茶屋による遠野のこびる 他
  • 物販コーナー…エコグッズ、チャリティーグッズ、三陸海産物、被災者手づくり品、自然エネルギー関連書籍 他

ゲストプロフィール

鎌仲ひとみ

映像作家・映画監督。
早稲田大学卒業と同時にドキュメンタリー制作の現場へ。
90年代最初の作品「スエチャおじさん」を監督、同年文化庁の助成金を受けてカナダ国立映画制作所へ。
93年からNYのペーパータイガーに参加してメディア・アクティビスと活動。
95年帰国以来、フリーの映像作家としてテレビ、映画の監督をつとめる。

主な作品:
「エンデの遺言 ― 根源からお金を問う」(NHK)
「ヒバクシャ ― 世界の終わりに」
「六ヶ所村ラプソディー」
「ミツバチの羽音と地球の回転」ほか

飯田哲也

飯田哲也氏

飯田 哲也(いいだ てつなり)環境エネルギー政策研究所所長 (ミスター・エネルギーシフト)1959年 山口県生まれ

1959年生、山口県生。京都大学原子核工学専攻修了。東京大学先端科学技術研究センター博士課程単位取得満期退学。大手鉄鋼メーカ、電力関連研究機関で原子力R&Dに従事した後に退職。現在、非営利の研究機関の代表を務めつつ、複数の環境NGOを主宰し、科学者でもあるというトリプルコースを歩んでいる。自然エネルギー政策では国内外で第一人者として知られ、先進的かつ現実的な政策提言と積極的な活動や発言により、日本政府および東京都など地方自治体のエネルギー政策に大きな影響力を与えている。国際的にも豊富なネットワークを持ち、21世紀のための再生可能エネルギー政策ネットワークREN21理事、国際バイオマス協会理事、世界風力協会理事なども務める。

また日本を代表する社会イノベータとして知られ、自然エネルギーの市民出資やグリーン電力のスキーム創造など、研究と実践と創造を手がけた。政権交代後に、中期目標達成タスクフォース委員、および行政刷新会議の事業仕分け人、環境省中長期ロードマップ委員、規制改革会議グリーンイノベーション分科会委員、環境未来都市委員などを歴任。

311の大震災後、世論をリードするエネルギー戦略・原子力戦略を打ち出し、とくに「戦略的エネルギーシフト」により、「ミスター・エネルギーシフト」として知られる。

主著に『北欧のエネルギーデモクラシー』、共著に『「原子力ムラ」を超えて~ポスト福島のエネルギー政策』(NHK出版)、『原発社会からの離脱―自然エネルギーと共同体自治にむけて』 (講談社現代新書)、『今こそ、エネルギーシフト』(岩波ブックレット)、『グリーン・ニューディール―環境投資は世界経済を救えるか』(NHK出版)、『日本版グリーン革命で経済・雇用を立て直す』(洋泉社新書)、『自然エネルギー市場』(築地書館)、『光と風と森が拓く未来―自然エネルギー促進法』、『環境知性の時代』、訳書に『エネルギーと私たちの社会』など。

沿岸地域からの送迎バス

注意

  • 時間は当日の状況で若干ずれることがあります。
  • 復路はフォーラム終了後(17時30分予定)往路の逆順となります。
  • 11月19日までにお申し込み下さい。
  • バス申し込み・問い合わせ先 NPO法人遠野まごころネット事務局
    TEL&FAX 0198-64-2250 E- mail: green-eco@isop.ne.jp (千葉)
  • 1号車「陸前高田コース」往路
    • 8:00 モビリアセンターハウス前
    • 8:10 米崎町コミセン
    • 8:20サンビレッジ駐車場
    • 8:30 高田市役所バス停
    • 8:35 竹駒ほっかほっか亭駐車場
    • 8:45 横田川の駅駐車場
    • 9:45 遠野市民センター
  • 2号車「大船渡コース」往路
    • 8:00 大船渡末崎中学校前
    • 8:25 リアスホール駐車場
    • 8:35 猪川町長洞仮設団地バス停
    • 9:05 住田町中上仮設団地前
    • 9:30 遠野市民センター
  • 3号車「大槌~釜石コース」往路
    • 8:00 吉里吉里中学校前
    • 8:10 大槌役場前バス停
    • 8:25 鵜住居バス停
    • 8:40 釜石駅前
    • 8:55 甲子中学校前バス停
    • 9:45 遠野市民センター

ポスターセッション参加団体

  • エコハウスコンテストいわて実行委員会 エネルギー利用の基本的な考え方と住宅における省エネ化
  • NPO法人グリーンシティ(青森) 市民風力発電所とグリーン電力証書、これらを応用した漁業振興スキームの提案
  • 岩手・木質バイオマス研究所 身近な森林資源を大切に使う
  • 環境エネルギー普及(株) 太陽光発電・クリーンエネルギー0円設置サービス
  • 全国小水力利用協議会 マイクロ水力発電
  • いわてBDFネットワーク バイオディーゼル燃料の利用

助成、主催、共催、後援

助成

この事業は三井物産環境基金の助成をうけて開催します。

主催:三陸エコビジョンフォーラム実行委員会:(参加団体50音順)

  • いわていい川づくり研究会
  • 岩手県自然保護団体協議会
  • 岩手・木質バイオマス研究会
  • NPO法人環境パートナーシップいわて
  • NPO法人遠野まごころネット
  • NPO法人わが流域環境ネット
  • EPO東北
  • カタクリの会
  • 自然環境復元学会
  • 自然農園ウレシパモシリ
  • (社)東北地域環境計画研究会
  • JANIC
  • 認定NPO法人自然環境復元協会
  • 花巻のブナ原生林に守られる市民の会
  • 早池峰の自然を考える会
  • Moonbow
  • ゆいっこ花巻支部

共催

遠野市

後援

  • 岩手県
  • 釜石市
  • 岩泉町
  • 気仙沼市
  • 久慈市
  • 宮古市
  • 大船渡市
  • 大槌町
  • 田野畑村
  • 普代村
  • 野田村
  • 洋野町
  • 陸前高田市
  • 山田町
  • いわて生活協同組合
  • 岩手日報社
  • 朝日新聞盛岡総局
  • 読売新聞盛岡支局
  • 毎日新聞盛岡支局
  • 河北新報社盛岡総局
  • 盛岡タイムス社
  • 東海新報社
  • IBC岩手放送
  • テレビ岩手
  • めんこいテレビ
  • 岩手朝日テレビ
  • NHK盛岡放送局
  • エフエム岩手

フライヤー

お問合わせ・申し込み

NPO法人遠野まごころネット(エコビジョンフォーラム事務局)
Tel & Fax: 0198-64-2250(千葉)
E-mail: green-eco@isop.ne.jp

※交流会にご参加の方、送迎バスをご希望の方は、11月19日までにお申込ください。

「陸前高田市広田町大野地区のコミュニティ施設設営事業」は 「平成23年度(復興支援)被災者支援拠点づくり活動補助事業」の 助成金の補助をいただいています。