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0711 子どもらが来たぢゃー ~まごころ農園日記

2012年7月15日  18時25分



大槌町のまごころ農園(第2まごころの郷)では、スカシユリが満開を迎えています。
このスカシユリは昨年11月にボランティアの方々が植えたもの。
その時のボランティアのお一人、坂巻京子さんより、先日、お手紙をいただきました。まごころ農園が始まった直後の昨年11月にこのスカシユリ花壇を作り、この6月、およそ半年ぶりに再びまごころ農園を訪れた坂巻さんは、成長した農園の様子を目にしました。
その手紙の一部をご紹介します。

「先日は大変お世話になりました。ありがとうございました!まごころの郷が理想としていた形を実現しつつある――住民の方の心の支えとなり、住民の力によって支えられている――のを見聞きして、素晴らしいなあ…と素直に感動しました。またまごころの郷に行きたいな、と思っております。職場の休憩室に展示物を作ってまごころの郷の活動を紹介しています。何かを感じとってもらえたらなあと考えています」


 スカシユリの球根を植えて            その当時のまごころの郷2(2011年11月)
 後列左端が坂巻さん(2011年11月)

さて、この百合が育つ様子を見ていた地域の人から「花を売らないの?つぼみのうちに売って欲しい」と突き上げられ、7月11日、販売会を行いました。
仮設への案内と同時に、周辺の幼稚園や福祉施設へも花束を届け、「見に来てください」と案内をしました。
当日は午後1時からと案内しましたが、待ちきれない多くの方が30分以上も前から続々と来られ、おのおの好きな種類を買っていきます。



しばらくすると、川向かいの「みどり幼稚園」のバスが止まり、子どもたちが降りてきました。
年少組はバスで、年長組は歩いて。園児全員と先生方が元気一杯に到着です。
子どもらは百合の花壇のまわりで手をつないだり、記念撮影をしたり、大はしゃぎです。
そして、百合の前にあるクローバーの原っぱで走り回っています。



今年、雪融けの後で農園整備を始める時、排水対策のため遊水地区を作り、牧草をまきました。
仮設住宅では子どもが外で遊べる所は、棟と棟の間か駐車場だけです。そして地面は砕石が敷き詰められています。
子どもたちが車の心配をせず、転んでもケガをせず、思いっきり走り回れる広場を、という夢が、
ついにかなったぢゃー!



幼稚園の先生からも、
「子どもたちがとても喜んでます。(まごころの郷の)スタッフが誰もいなくても来ていいですか?」
と聞かれました。返事は当然、
「好きにして!(大歓迎!!!)」

(実はサツマイモを植えていて、きちんとイモができたら子ども達にイモ掘りをしてもらうつもりです。
 が、きちんとイモができなかったらエラい事なので、それは秘密です。)



(まごころの郷2 宮本賢治)

「陸前高田市広田町大野地区のコミュニティ施設設営事業」は 「平成23年度(復興支援)被災者支援拠点づくり活動補助事業」の 助成金の補助をいただいています。