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最終日、無事終了しました!「サンタが100人やってきた!プロジェクト2012」

2012年12月25日  16時10分

朝起きると、辺り一面に雪!「サンタが100人やってきた!プロジェクト2012」最終日はホワイトクリスマス・イヴ。 今年は、先着順で希望するエリアの整列券を配布しました。そのため、出発式の1時間ほど前からサンタさんが集まり始めました。

  

最終日は170人のサンタさんが出発式を終え、滑らないように歩きながらバスに乗り込みます。

  

今日もサンタさんは大忙しです。
町の練り歩きでは子どもたちから「あ!サンタだー!」と言って喜んでもらえたり、突然サンタさんに出会った子どもたちのテンションは一気に上がります。

  

「震災当時の話をしてくれた」「涙を流しながら喜んでくれた」など、サンタさんは様々な場面に遭遇しました。

  

   

クリスマス会に参加したり、地域の場をお借りして小さなお子様からお年を召した方まで楽しんでもらえたようですね。たっぷりふれあいのあるクリスマスイベントになりました。

 

3日間遠野でサンタさんの活動を支え続けてくれた、裏方サンタさんをご紹介します。

     

一番早く帰ってくる釜石班の時間に合わせて「cafe まごころ」を開店し、温かいコーヒーを提供。私たちの冷え切った手と身体を温め、「ほっ」と安心させてくれました。
「『お疲れさまです。コーヒーで温まってください』と言ってお渡しすると、『あなたの手の方が冷たいじゃない』と言われてしまいました(笑)」とプチエピソードを話してくれました。お互いを気遣い合うあたりがボランティアって感じがしますね。

 

そしてこの日は、「クノキファミリー」による特別コンサートが男性宿泊棟で行われました。

  

まごころネットの活動で子ども英会話教室を担当していたイーマンさん(写真 1番左)とメアリーさん(写真 右から2番目)もプレイ。「ホワイトクリスマス」や「ジングルベル」などの定番クリスマスソングの他に、「カントリーロード」なども披露し、まるで疲れた時に食べる甘いチョコレートのような癒しのコンサートでした。
メアリーさんからは「ボランティアに来てくれて本当にありがとうございます。とても感謝しているし、尊敬します。メリークリスマス!」とメッセージをいただきました。

 

この3日間、プレゼントをお届けしたのは600名足らずのサンタさんですが、世界中にはきっと同じ想いのサンタさんがまだまだ沢山いらっしゃることでしょう。東北のことを想う方々は、みんなサンタさんです。
当プロジェクトにご協力いただき、誠にありがとうございました。

 

<本日の活動報告>
参加サンタ数   170名
配付プレゼント数 5,770個
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大槌      1,634個
釜石       951個
大船渡      846個
陸前高田    2,077個
遠野       262個

「陸前高田市広田町大野地区のコミュニティ施設設営事業」は 「平成23年度(復興支援)被災者支援拠点づくり活動補助事業」の 助成金の補助をいただいています。