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写真展「ツタエル」、東京事務所で開催中

2014年2月09日  11時53分

現在、「ツタエル|東日本大震災をつたえる高校生・千葉拓人写真展」を、遠野まごころネット東京事務所(東京都千代田区)で開催しています。

本展は、「東日本大震災の記憶と教訓を伝えたい」と写真を撮り続ける宮城県石巻市の高校生・千葉拓人さん(東松島高校3年生)の作品を発表するものです。弁護士の小野田峻さん(東京弁護士会所属)のお声がけにより開催の運びとなりました。千葉さんの作品は首都圏では初公開となります。

 

2月8日(土)のオープニング日には、小野田弁護士、石巻日日子ども新聞を発行しておられる本展の主催団体キッズ・メディア・ステーションの太田倫子代表理事・門脇篤理事、そして千葉さんご本人が駆けつけてくださいました。

千葉拓人さん

千葉拓人さん

この日は13年ぶりに東京に大雪警報が出た生憎の天候。それでもご来場くださった皆さんに、千葉さんはご自分の作品のことや石巻のことを熱く語ってくださいました。

SONY DSC

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オープニングイベントでは、岩手県陸前高田市からお越しいただいた陸前高田被災地語り部くぎこ屋の釘子明さんにも、陸前高田の震災当時そしてそれからのことをお話しいただきました。

釘子明さん

釘子明さん

 

 この写真展では、「もう通えない」「思い出置き場」「思い出探し」「焼却炉」「記憶の風化」の5作品が事務所の外に面して、「鹿島御児神社」「雄勝の悲劇」「成長中」「真っ赤な夕日」「夏の終わり」「時の流れ」「笑えるって素敵なこと」の7作品が事務所の中に、展示されています。千葉さんが震災以来撮りためてこられた石巻の光景10万枚のうち、厳選された12枚です。お近くにお越しの際は、ぜひともお立ち寄りください。

 

【本展は2月23日(日)まで東京事務所で、26日(水)から3月2日(日)まで埼玉県川口市・川口銀座商店街内「燦ぎゃらりー」で開催されます】

 

 

ツタエル|東日本大震災をつたえる高校生・千葉拓人写真展

 

主催:一般社団法人キッズ・メディア・ステーション、特定非営利活動法人遠野まごころネット

協賛:エルゴテック株式会社東北支店安全衛生協力会、京都橘ライオンズクラブ、弁護士法人筑波アカデミア法律事務所  後援:石巻日日新聞社(宮城)、人吉新聞社(熊本)  協力:川口銀座商店街振興組合

ウェブサイト:http://kodomokisha.net/chibahiroto/

 

▶東京|Tokyo

会期:2014年2月8日(土)~2月23日(日)16日間|時間:10:00〜18:00

場所:遠野まごころネット東京事務所|東京都千代田区岩本町1-9-6

※JR神田駅から徒歩10分

☎03-5809-3953

 

▶川口|Kawaguchi

会期:2014年2月26日(水)~3月2日(日)5日間|時間:10:00〜18:00

場所:燦ぎゃらりー|埼玉県川口市栄町3-11-22(川口銀座商店街「樹モール」内)

※JR川口駅から徒歩5分

 

■千葉拓人

東松島高校3年生。同校1年生の時に東日本大震災を経験。伝える使命を持ち、写真を撮り続け、その数は10万枚を越えた。「石巻日日こども新聞」に2012年の創刊時から参加。第4回防災グローバルプラットフォーム(2013年5月21日~23日、スイス・ジュネーブにて開催)に宮城県の高校生を代表して出席するなど、震災の経験と学びを情報発信し続ける。

 

「陸前高田市広田町大野地区のコミュニティ施設設営事業」は 「平成23年度(復興支援)被災者支援拠点づくり活動補助事業」の 助成金の補助をいただいています。