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【大槌復興米】「たえの酒」、首都圏でお披露目販売

2017年7月06日  12時30分

毎年夏、埼玉県川口市で開催される「自然ふれあい祭り」(主催:川口銀座商店街振興組合)。ホタルの鑑賞会やザリガニ釣り、ブルーベリー摘みなどのイベントがあり、都会に暮らす地域の子どもたちにとって貴重な機会となっています。遠野まごころネットも2013年以来毎年のように参加させていただいているこのイベントで、津波で流されてきた奇跡の米「大槌復興米」をつかった商品を披露させていただきました。

 

披露されたのは、大槌復興米をつかった純米酒「たえの酒」「藤勇十割糀みそ」

 

どちらも先月6月17日に岩手で発表されたものです。首都圏での販売はこれが最初になります。

 

販売は自然ふれあい祭り開催初日の7月1日(土)朝10時、復興応援ショップ「みちのく社中」で開始されました。

 

地元のお客様に加え、遠野まごころネットの会員さんやボランティアさんもお買い上げくださいました。ありがとうございます!

 

また自然ふれあい祭り2日目の7月2日(日)には、中央大学経済学部・丸山先生のゼミの「大槌班」の学生さんたちが大槌復興米をつかったミルクプリンを販売しました。

学生さんたちが試行錯誤しながら開発したそうで、イベント販売なのがもったいないくらいおいしかったです。

みんなでがんばって、夜8時までに販売したプリンは合計70杯!

 

大槌班の学生さんたちは岩手でも活動されています(昨年の学生さんたちは、大槌復興米のアイスの試食会を岩手で開催しました)。プリンを販売するだけでなく、大槌町をおおぜいに知っていただけるよう、模造紙のポスターでプレゼンテーションもしてくれました。

おつかれさまでした!

 

2日間にわたった自然ふれあい祭りも無事終了。初日午前中こそ雨で人出が少なかったものの、天気が回復してからはおおぜいのお客様にお越しいただけました。遠野まごころネットのボランティアさんや会員さん、山田の第八開運丸のみなさんやダニエル・カールさんをはじめ、おなじみのみなさんにも会うことができました。ありがとうございました!

 

※みちのく社中では、たえの酒を引き続き販売しています(JR川口駅からの道順。在庫なくなり次第終了)。

※たえの酒は、「ソーシャルファーム&ワイナリー」のウェブショップでもご購入いただけます。

※たえの酒はお酒です。20歳以上であることを確認できない場合は販売いたしません。

 

「陸前高田市広田町大野地区のコミュニティ施設設営事業」は 「平成23年度(復興支援)被災者支援拠点づくり活動補助事業」の 助成金の補助をいただいています。