遠野まごころネット

遠野被災地支援ボランティアネットワーク遠野まごころネット

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遠野まごころネット・2017年の復興支援活動

2017年6月05日  18時35分

東日本大震災の発生から6年が経過しました。復興が進む地域がある一方、復旧すらまだの地域もあります。生活を順調に再建する人がいる一方、今も仮設住宅に暮らす人やお仕事を失ったままの人もいます。復旧復興の格差が広がる今、遠野まごころネットは以下の活動に取り組んでいきます。

 

◯まごころ就労支援センター(岩手県釜石市・大槌町)

釜石市と大槌町にあるまごころ就労支援センター、障がいをお持ちの方々が復興から取り残されないようにお仕事を紹介し、就労と自立を支援してまいりました。センターを利用してくださる方も卒業された方も、順調に増えています。釜石の施設は手狭になってきたため、釜石まごころの郷「あまほらヴィンヤード」内に新施設を建設しています。

必要なご支援:事業運営のための資金のご支援を必要としています。また製造している手芸品や食品をお取り扱いいただけます企業様を募集しております。ご興味ございましたらmagokoro.lab@gmail.comまでお気軽にご連絡ください。

 

 

◯大槌たすけあいセンター/大槌みらい工房(岩手県大槌町)

地域の皆様の「コミュニティづくり」の場であり、「なりわいづくり」の場である大槌たすけあいセンターと大槌みらい工房。各種イベントを開催するほか、まごころ就労支援センター大槌の施設として利用もしています。「なりわい」づくりの一環として、食品や手芸品の製造をおこなっています。

必要なご支援:製造している手芸品や食品をお取り扱いいただけます企業様を募集しております。magokoro.lab@gmail.comまでお気軽にご連絡ください。

 

 

 

◯まごころの郷「はーぶの郷」(岩手県大槌町)・「あまほらファーム」(岩手県釜石市)

ソーシャルファーム「はーぶの郷」では、花を育てて憩いの場を、バジルやラベンダーなどのハーブを育てて「なりわい」の場をつくってきました。ソーシャルワイナリーを目指す「あまほらヴィンヤード」では、ワインの材料となるブドウを栽培しています。昨年産のブドウでつくったワインは、ついに市販にこぎ着けました。作物を育て、商品に加工し、販売する「第六次産業」が着実に育っています。

必要なご支援資金のご支援とボランティアさんを随時募集しています。製造している商品をお取り扱いいただけます企業様も募集しております。ご興味ございましたらmagokoro.lab@gmail.comまでお気軽にご連絡ください。あまほらファームには、新たなまごころ就労支援センターの建設を検討しています。こちらの建築資金も募集しております。

 

 

◯米通 結いとりの郷(岩手県遠野市)

農業や自然エネルギー発電、伝統の継承を通じた土淵町・米通集落のみなさまの地域おこし活動「米通 結いとりの郷」、今年もお手伝いさせていただきます。地域や世代を超えた交流を進めてまいります。

必要なご支援資金のご支援を必要としています。ボランティアさんも募集しています。

 

 

◯大槌復興米

津波で流されてきた奇跡の米「大槌復興米」。発見者の菊池妙さんに稲穂を託された遠野まごころネットでは、大槌の新たな産業に、そして復興のシンボルに育てるため、栽培そして商品化をおこなってきました。今年の栽培ももうはじまっています。

必要なご支援:大槌復興米で作った商品そして2017年秋に収穫される新米をご購入いただける方を募集しております。企業様や法人様の一括購入も歓迎いたします。tonomagokoro@gmail.comまでお気軽にお問い合わせください。

 

  

 

◯三陸海の盆

鎮魂の伝統芸能競演行事「三陸海の盆」、2017年8月11日(金・祝)に宮古市田老で開催されます。

必要なご支援:ぜひ当日、お客様としてご来場ください。また資金のご支援も必要としています。ボランティアさんも募集します。

 

 

◯サンタが100人やってきた!

岩手県沿岸被災地を100人超のボランティアサンタが訪問する復興支援クリスマスイベント「サンタが100人やってきた!」、2017年クリスマスも開催の方向です。

必要なご支援資金のご支援を必要としています。イベントが近くなりましたらボランティアさんも募集します。

 

 

◯まごころサンタ基金

岩手県沿岸で被災した大学、短大、専門学校進学生に奨学金を給付して支援してきた「まごころサンタ基金」。これまでに支援した奨学生は沿岸9市町村出身の約450名以上となりました。2017年も昨年同様、現地の復興の進み具合の「格差」を考慮し、「広く浅い」支援から「狭く深い」支援へとシフトして、奨学金の給付を継続していきます。

必要なご支援資金のご支援を必要としています。

 

 

◯「翼」独日高校生交流プロジェクト

岩手県の高校生をドイツに派遣し、異文化に触れて見聞と視野を広めてもらい、将来の東北復興の力になってもらうことを目的とした「翼」独日高校生交流プロジェクト(主催:NPO法人絆・ベルリン。共催:ロバート・ボッシュ財団、NPO法人遠野まごころネット)。第五期となる今年2017年はプロジェクト最後の派遣となります。

 

 

◯みちのく社中/関東事務所

神田にあった東京事務所を埼玉県川口市に移転。東日本大震災、平成28年熊本地震、平成28年台風10号で被災したお店の商品を販売する復興応援ショップ「みちのく社中」を運営していきます。被災地の経済支援に特化したアンテナショップです。。

※ご来店してのお買い物、被災地物産のご注文や販売会のご用命(講演や原稿のご依頼も)をお待ちしております。首都圏での被災地支援をお手伝いくださるボランティアさんも募集しています。tonomagokoro03@gmail.comまでご連絡ください。

 

 

◯ボランティア活動

今年も現在の被災地のニーズである「コミュニティづくり」「なりわいづくり」のための活動を続けてまいります。具体的な活動は、はーぶの郷やあまほらファームでの農作業、まごころ就労支援センターの作業サポート、三陸海の盆や地元のお祭りといった各種イベントの運営などなど。基本的に毎週金、土、日でおこないます。リピーターさんも初めての方も、団体も個人の方も、子どももおとなもご年配の方も、海外の方も、だれでも大歓迎。くわしくこちらをご覧ください。

必要なご支援:ボランティアとして復興にご協力ください。ボランティアコーディネート運営のための資金のご支援も必要としています。

 

◯自然災害被災地 緊急支援活動

あってほしくはないことですが、万が一自然災害が発生した場合は、現地の状況を把握の上、支援に入らせていただきます。東日本大震災の時に全国そして世界中から本県にいただいたご支援への恩返し。東日本大震災の直後の経験を生かして活動します。

必要なご支援:ボランティアとして支援活動にご参加ください。資金のご支援も必要としています。

 

 

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