遠野まごころネット

遠野被災地支援ボランティアネットワーク遠野まごころネット

月命日・10か月目

2012年1月12日  14時01分

1月11日。

あの日からちょうど10ヶ月目の月命日(つきめいにち)です。

まごころでは毎月命日14時46分、各現場で、本拠地遠野で、三陸沿岸に向かい、亡くなられた方々を偲んできました。





この日、仕事始めを迎えた陸前高田ハード部隊も、 「まごころの郷おさべ」で黙祷いたしました

東京事務所で黙祷いたしました

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11月末・大船渡イベントの御報告です

2012年1月01日  21時57分

バッタバタの日々で大変遅くなりましたが11月末・大船渡イベントの御報告です。

《11月26日(土)上山公民館》
避難所暮らしから新たな生活が始まり4ヶ月が経過。
被害を受けてしまった方全員が仮設住宅で暮らしている訳ではありません。
自宅の1階を流され2階で暮らしてきた方、親戚・身内の家に移られた方、避難所から民間のアパート・雇用促進住宅等(みなし仮設)に移られた方。
皆さん今までと全く違う不便な生活を送っています。

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つながりのあたたかみ~大船渡ふれあいカフェ隊

2011年12月29日  13時30分

普段は大船渡でふれあいカフェ隊として活動している私たちですが、12月23~25日はサンタが100人やってきた!のプレゼントお渡しなどで地域の皆様にお会いすることができました。

12月23日 越喜来観光センター

初日の準備のため30分遅れての開始だったものの、越喜来観光センターでは子供達が外で待っていました。到着すると、「サンタ来たよーっ」とバスと一緒に走り周るほど喜んでもらえました。

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越喜来にて(2) 「魚が食べたい」

2011年12月20日  13時44分

たとえ津波をかぶっても個人の記憶の引き出しのなかにふるさとは生きている。漁から帰ってきた船のエンジンの音、見慣れた海辺の風景、魚の匂い、おばちゃんたちのにぎやかな笑い声、毎日何げなく食べていた旬の刺身や熱々の味噌汁・・・浜での暮らしはすべてが五感につながっている。海とともに生きてきた三陸沿岸部の人々にとって、毎日の食卓に魚料理が並ばない日などなかった。水揚げされる魚で四季の移り変わりを感じ、とれたてを地元ならではの調理法で食べ、台所から出た魚の生ごみは再び海に戻す。浜の暮らしでこれはごく当たり前のことで、生産と加工の現場、そしてそれを支える地元の人々の食卓は豊かな海と共存しながらひとつの環を形成していた。

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越喜来にて(1) がれきからよみがえったブランコ

2011年11月25日  12時09分

大船渡市三陸町越喜来(おきらい)地区―――集落の中心部を走る県道の脇にずっと気になっていた小さな公園がある。「ここがオキライですか?ハイ、でも大好きです!」。入り口にあるユニークな手描きの看板には、津波による壮絶な被害を受けてもなお、この地をいとおしむ心の温かさが満ちあふれている。

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お絵描き隊の活動継続![11.14更新]

2011年11月14日  20時35分

「けっぱれ岩手っ子」として5月31日から活動していた遠野まごころネットのお絵描き隊ですが、9月17日~の盛岡/大船渡/陸前高田での展示会で活動を一区切りを迎えました。

このお絵描き隊、11月からチーム3ミニッツとして「笑顔の展覧会」として活動します。今後は、保育園・幼稚園・学童だけでなく、仮設住居やイベントで子供からおじいちゃんおばあちゃんまでを対象に開催してゆきます。
どのような活動か、「笑顔の展覧会」の詳細を知りたい方は、下記のウェブサイトまでアクセスしてください。

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被災地復興支援ボランティア活動報告(6) – 10/9,10

2011年11月11日  09時00分

被災地復興支援ボランティア活動報告(6) - 10/9,10

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IT関連企業勤務 横浜在住 塚田 将
日程: 10/9(日)、10(月)
場所: 岩手県遠野市、大船渡市三陸町
団体: 遠野まごころネット

ハード面の支援

現地での支援活動は、2種類に大別されます。
1つは、瓦礫撤去、泥かき、家屋整理等、被災地の復旧・復興のための力仕事を行うハード面の支援です。
復旧・復興の歩みが地域で異なることは、前回までのレポートでお伝えしている通りです。
大きな瓦礫が片付いていない地域、整理・片付けが進んでいない家屋、塩害、ヘドロ、危険物で汚れている土地・田畑、引き潮による街の瓦礫で汚れている漁場・養殖場等、重機や人手を必要とする地域がまだ多くあります。
なお、まごころでは、被災者の生産活動とコミュニティ形成の場を提供するために、原野を整地し、田畑を復耕する活動も行っています。

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被災地復興支援ボランティア活動報告(1) – 5/22

2011年11月06日  10時40分

5月22日から被災地復興支援ボランティア活動を続けていらっしゃる塚田さんより、7つの投稿記事をいただきました。現在8度目として遠野に滞在中の塚田さんですが、取材班が活動報告を募集していることを知り送ってくださいました。本日より7日連続で、5月から10月までのレポートを順次掲載させていただきます。
なおPDFファイルは自由に再配布してよいとのことなので、共有のためにご活用ください。


被災地復興支援ボランティア活動報告(1) - 5/22

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IT関連企業勤務 横浜在住 塚田 将
日程: 5/22(日)
場所: 岩手県遠野市、陸前高田市、大船渡市
団体: 遠野まごころネット

参加に至る経緯

震災から2か月以上が経ち、重機によるがれき撤去は進んできていますが、浸水した家屋の片づけは遅々として進まず、未だ避難所生活を余儀なくされている被災者の方達がいる一方で、横浜ではいつもと変わらぬ日常をおくることができていることに違和感を感じていました。
東北道や東北新幹線が復旧したこともあり、GWを機に日帰りボランティアが増えてきました。
私は岩手生まれで、日帰りボランティアなら休日にでもできそうだとの思いから、参加を決意しました。
そんな訳で、5/21(土)の夜に現地入りし、翌5/22(日)に活動し、その日の夜行バスで横浜に帰ってきました。

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恵みの森自然学校 今年度の活動終了

2011年10月31日  17時05分

10月30日(日)遠野市の柏木平レイクリゾートで開かれた恵みの森自然学校が、今年度最後の活動を終えました。4月17日に大槌町の子供たちを招いた第一回の自然学校から、10月30日までの間に計17回開催され、553人の来校者を迎えました。遠野市レクリエーション協会、岩手県レクリエーション協会の全面協力を得て開催されたこの自然学校は、被災地の子供たちの心のケアの一環として行われ、遠野の自然の中で思い切り遊ぶというバスによる日帰り遠足ツアーです。

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「陸前高田市広田町大野地区のコミュニティ施設設営事業」は 「平成23年度(復興支援)被災者支援拠点づくり活動補助事業」の 助成金の補助をいただいています。