遠野まごころネット

遠野被災地支援ボランティアネットワーク遠野まごころネット

ガレキの撤去と清掃活動は、被災された方々の心のケア

ガレキの撤去と清掃活動は、被災された方々の心のケアでもあります。震災から7ヶ月が過ぎ、被災者との交流も増え、互いの距離は確実に近くなりました。この傾向はますます強くなっています。

釜石市箱崎町では、家屋を失った基礎部分からのガレキや土砂出し、草刈が毎日行われています。 多くのボランティアの情熱や高い志のおかげで、かけら一つ見当たらないほどきれいに仕上がります。 ところが多くの現場が、新しい町づくりプランでは更地になってしまうのです。手をかけた敷地も大型重機がいずれ壊してしまいます。 表面的には無駄な行為に見えます。しかし本当の意義は別にあるのです。

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朝採りトウモロコシを保育所へ~農援隊の1日

朝採りのトウモロコシの塩ゆでを、大槌町の保育所にお届けしました。遠野市のお母さんから「収穫物を支援物資として提供したい」と提案をいただき、農援隊が受入れ先をコーディネートして、大槌町の子供たちと出会うことができました。

朝採りトウモロコシを保育所へ

遠野のお母さん

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5・13 波に消えた村を訪ねて…ニーズ調査

3・11の悲劇から2カ月以上が経過しました。多くの被災地では瓦礫の撤去が進み、復興への槌音が聞こえ始めました。しかし、広げた人の手のひらのように入り組んだ入り江が至るところにある三陸海岸には、いまだに大津波が来襲した直後の無残な姿のまま、ほとんど放置されている浜辺の集落が数多く存在しています。海岸線の小さな半島沿いにも、自衛隊や工事関係の車両以外は行き来のないさびれた県道が通っています。震災で荒れ果て、メディアにも取り上げれない集落にも「支援を必要とする人たちはきっといる」。遠野まごころネットでは、時にはそんな「忘れられかけた村」を訪ねて、被災地の住民へのニーズ調査を行っています。

完全に砂に埋もれた根浜の街角

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「陸前高田市広田町大野地区のコミュニティ施設設営事業」は 「平成23年度(復興支援)被災者支援拠点づくり活動補助事業」の 助成金の補助をいただいています。