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箱崎 やっちゃいますか作戦 その2

2012年1月07日  18時18分

釜石市箱崎町、半島沿岸部に位置するこの小さな町は、市の中心地から離れており、復旧がかなり遅れている地区であります。近在の小中学校も被災してしまったことで、多くの若い世代は子供達の通学のために、釜石中心部に近い仮設住宅への移住を余儀なくされました。

漁業ついては、僅かながらも復旧への動きはありますが、いずれにしろ町にとって諸々の問題は山積しているといった状況に変わりありません。その具体例のひとつとしては道路。あの日の大津波によって、あらゆるインフラが破壊されましたが、当然ながら道路も至るところにその傷跡を残しています。欠落したガードレール、えぐれてデコボコになってしまったアスファルト面、そして流失した側溝のフタ。もとより狭い生活道路に沿った溝のフタが、たったひとつでも空いたままになっていると前後の数メートルは対向通過できずにバックしたりと車の往来に不便を伴います。

箱崎隊吉田さんと奥田さん、お疲れ様です。

箱崎隊吉田さんと奥田さん、お疲れ様です。

各所の大小のフタ、合わせて数百枚分は空いていました。あの日から9ヶ月近く経っても本来フタがあるべき側溝は、いつ修復されるとも分からない状態が続いていました。

そこで箱崎神社の石段仮補修でもお世話になったボランティアの奥田さん、「側溝のフタを復旧するなんてのは行政のやるべきことにちがいねぇが、未だに虫食いだらけのこの風景は悲しいよな。いっちょやってみっか?」

私、「はい、じゃぁ、やってみますか。」

というわけで始まってしまった「やっちゃいますか作戦 その2」例えるなら、家中にバラまいたピースを少しずつ集めながら埋めていく数百ピースのジグソーパズルみたいな感じといえばいいでしょうか。しかもピースひとつひとつの重量が寸法によって数十㎏から百kg以上のものまで。

一見、同じ寸法のようで違っていたり、「転び」の傾斜が違ってはまらなかったり。一日30枚から多い日には70枚ほど探したり、掘り出したり、はめてみたり、出したり、ガジッたりを繰り返していた延べ10日間。12月13日、最後のピースが片付いた時には、始まりからの総数三桁になるフタの枚数と重量に腰は泣いていました。

けれど顔は晴れ晴れ心は嬉し泣きだった、気がしています。箱崎神社の石段に続き、作業での適切な指示を頂いた奥田さん。U字溝の仮補修に関わって頂いたお三方。そして側溝清掃に汗を流して頂いたリュウさんアイさんカップルほか多数の方々や、ねぎらいの言葉を頂いた地元の方々。本当に有り難うございました。

フタがあるべき側溝には、カラーコーンが・・・・

側溝の蓋がありませんでした

これで安心して通行できます!

これで安心して通行できます!

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文章と写真:箱崎班 吉田 奥田

One Response to “箱崎 やっちゃいますか作戦 その2”

  1. 唐沢 龍一郎 |

    地域の方々のお役に立てた事、心から嬉しく思います。
    側溝の蓋が想像以上に重く、私は主に清掃を担当させていただきました。奥田さんにはパープーと言われ、大変可愛がっていただきました^^w
     初ボランティアという事もあり、色々とご迷惑をおかけしましたが、とても良い経験をさせて頂きました。
    また遠野まごころネットに行かせて頂けた際にはまた宜しくお願いします!!

    船田さん、若林さん、吉田さん、奥田さん、他大勢の皆様、本当にありがとうございました。        byあいこ 

    12月に2週間程ですが活動させてもらった唐沢です。お久しぶりです。
    被災地の状況、現況などの話しを色々聞かせてもらい、自分の目で見て、実際に活動にも参加させて頂き、住民の方ともお話もでき、炊き出しからお茶までいただき心から感謝しています。
    各地域担当の隊長さん方をはじめボランティアの方々の地道な活動により被災者の方々との絆が深まっていく姿が目に見えてわかりました。
    短い期間ではありましたが、色々な方々と出会い、活動させていただき本当にありがとうございました。
    ps 奥田のアニキはガッツリ頑張ってますね^^
       「いっちょやってみっか作戦」いいですねえ~^^
       若林くん!これからも色々な活動頑張ってください。                                      リュウ

「陸前高田市広田町大野地区のコミュニティ施設設営事業」は 「平成23年度(復興支援)被災者支援拠点づくり活動補助事業」の 助成金の補助をいただいています。