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6・11 大槌保育園にまごころあふれるピアノが寄贈されました

2011年6月11日  20時38分

3・11の大震災からちょうど3カ月となった11日、大槌町の大槌保育園にまごころネットの仲介で待望のピアノがやってきました。同園は大津波で園舎の天井近くまで浸水し、ピアノや机、おもちゃなどすべてのものが流されてしまいました。まごころネットをはじめ、数多くのボランティアが土砂の掻き出しや床の掃除などに取り組んだことで、6月1日から仮園舎での保育が再開。そしてこの日、約20組の親子と約10人の保育士が震災後初めて一同に会し、盛大に贈呈式が行われました。

秦さんらと一緒に記念写真におさまる親子と先生

秦さんらと一緒に記念写真におさまる親子と先生

1階のホールに設置された真新しい河合楽器製のアップライトピアノを寄贈してくださったのは、静岡県楽器製造協会の川守田三次郎顧問、有限会社NYパワーハウスの中村裕子代表と中川弘子さん。式に先立ちNHK総合テレビ「歌うコンシェルジュ」(火~金曜日10:05~10:55)の司会を務める音楽家の秦万里子さんのミニコンサートが開かれました。開始からおなじみの金髪と話術で、園児や先生たちを魅了した秦さんは「子供たちの命を守った保育園の」先生たち! 私たちにできることがあったら教えてください」と即興の歌で語りかけるなど、約30分間の笑顔と涙あふれる素晴らしいコンサートとなりました。

寄贈されたピアノの前で(左から中村、秦、川守田、中川の各氏)

寄贈されたピアノの前で(左から中村、秦、川守田、中川の各氏)

One Response to “6・11 大槌保育園にまごころあふれるピアノが寄贈されました”

  1. MMM |

     こどもたちの喜ぶ声が聞こえてきそうです。
    大人たちにとってはやはり子供たちの喜ぶ姿が一番励み、安らぎになりそうです。
    ピアノの寄贈の後であまりにもしょぼくなりますが、私の家で使用していたアンパンマンのトランポリンで、どこかの子供にあげようかと保管してあったものがあります。(程度は良い方です。)
    直径900mm 高さ200mm位の丸い形の遊具です。
    幼稚園の遊具として適当かどうかわたしには見当が付きかねますので、良ければ物を見て判断頂けるとうれしいです。
    幼稚園での使用が不適と判断された場合には個人の家などで使用したいという方に使ってもらえればと思います。  宜しければ どなたか窓口になって連絡を取ってもらえますでしょうか。 
     

「陸前高田市広田町大野地区のコミュニティ施設設営事業」は 「平成23年度(復興支援)被災者支援拠点づくり活動補助事業」の 助成金の補助をいただいています。