報道関係者のみなさま
表題のイベントを以下の要領で開催いたします。震災の記憶の風化を防ぎ、復興を進める意味も込めまして、是非とも当日ご取材いただけますようお願い申し上げます。
奇跡の米「大槌復興米」純米酒発表会
日時:平成29年6月17日(土)15時~
場所:大槌たすけあいセンター(岩手県上閉伊郡大槌町第7地割字姥ヶ沢3-4)【地図】
大槌中心街から26号線を金澤方面に向かい、かみよ稲穂館手前を左折、橋を渡った左側。風車2基のある建物
参考:2017たえの酒発表会 ・ 2017たえの酒記者発表のお知らせ
・大槌復興米は、2011年11月、東日本大震災で流失した岩手県大槌町の菊地妙さんの自宅跡に津波に乗って流れ着き、自然に芽吹き、稲穂をつけているのが見つかった「奇跡の米」です。
・妙さんより稲穂を託された当法人では、大槌復興米を大槌町の新たな名産そして復興のシンボルに育てるため、2012年より地元の皆様そして全国のボランティアの皆様と栽培そして商品化を進めてきました。
・商品化のひとつとして上閉伊酒造様とともに開発してきた大槌復興米使用「たえの酒・特別純米酒」がこのほどついに完成いたしましたので、その発表会をおこないます。
・発表会には発見者の妙さんをはじめ、関係者が参集する予定です。
・併せて藤勇醸造所様とのコラボ商品・大槌復興米「藤勇十割糀みそ」もお披露目します。
・今回の「たえの酒」の総販売数量は3,000本となります。
・「たえの酒」は、岩手県内のイオンスーパーセンターをはじめグループ各店で先行販売されるほか、遠野まごころネットのウェブショップや遠野市の法人駅前事務所、埼玉県川口市の復興応援ショップ「みちのく社中」でも順次販売される予定です。
大槌復興米、これまでの歩み
◯2011年
・3月11月、大槌町安渡の菊池妙さん宅に種籾が津波に乗って流れ着く。
・11月、大槌町安渡の自宅跡で3株の稲が実っているのを妙さんが見つける。
◯2012年
・秋、5.4kgの種籾を収穫。
◯2013年
・春〜、大槌町の水田で規模を拡張して栽培。秋、387.5kgを収穫。販売も開始。
・DNA鑑定(武蔵野まごころ連の皆様のご支援で実施)で品種が「ひとめぼれ」であることが判明。
◯2014年
・春〜、遠野市綾織の綱木様の水田で栽培。秋、12トンを収穫。
・秋〜、障がい者自立施設「まごころ就労支援センター」の商品として販売開始。
・11〜12月、JAL国内線ファーストクラスの機内食に採用される。
◯2015年
・2月、ソーシャルプロダクツ賞を受賞。
・2月、大槌町と遠野市の小学校に給食用米として寄贈。
・春〜、遠野市綾織の綱木様の水田で栽培。秋、4.5トンを収穫。
◯2016年
・3月、JAL国内線ファーストクラスの機内食に再び採用される。
・4月、東京・日本橋の「わたす日本橋」様のメニューに採用される。
・5月、釜石市の老舗・藤勇醸造様で味噌の材料としていただけることに。
・8月、尚美学園大学の皆様が川越百万灯祭りでお団子とドーナッツを販売。
・9月、東京・お茶の水女子大学附属小学校で給食として提供。
・10月、尚美学園大学の皆様が学園祭でお団子と焼きおにぎりを販売。
◯2017年
・5月、朝日新聞(岩手版)の「3.11その時そして」で連載。