遠野まごころネット

遠野被災地支援ボランティアネットワーク遠野まごころネット

ゴールデンウイークにボランティアを志望される方へ

2011年4月27日  21時25分

日ごろから遠野まごころネットの被災地支援活動に、ご理解ご協力をいただき、誠にありがとうごさいます。

ここ数日、個人の方のインターネットやファクスによるボランティア登録が激増し、当初、われわれが予想していた受け入れ人数のリミットを大幅に超える事態となっております。まごころネットでは「被災地で困っている方々のために、ボランティアをしたい」というみなさんの熱意に応えるべく、どんな時でも応募の門戸を閉ざすことのないように努力しています。

しかしながら、ゴールデンウイーク中の希望者がふだんの3倍以上にまで膨れ上がった現状では、みなさんの宿泊所の確保やバスなどの被災地までの輸送手段の手配、そして何より被災地の現場でのニーズとのバランスからも、通常通りの活動が非常に困難な状況に陥っております。

当面ボランティアの受付は、今まで通り続けますが、遠方から当地までお越しいただいても、希望されるような作業が与えられなかったり、最悪の場合には宿泊所で「待機」という事態も十二分に起こりうることをご承知の上で、ご参加を決断していただきますようお願い申し上げます。また、事前登録なしでの飛び入り参加の場合、宿泊施設のご利用をお断りすることもございます。

なお6日以降につきましては、十分に余裕がございます。ボランティアの需要は、これからも途絶えることはございません。なるべく、ゴールデンウィークの混雑を避け、長期的なスパンで遠野でのボランティア活動にご参加いだだけますよう重ねてお願い申し上げます。また、当地にお越しいただかなくても、通常の募金活動のほか、当ネットが手がけた「手紙文庫」や「まごころの種」運動などご自宅でもできるボランティアもございます。ぜひ、ご協力のほどお願いいたします。


「サンマ回収」作業(その3)

2011年4月27日  21時07分

ボランティアが回収したサンマの山

ボランティアが回収したサンマの山

陸前高田市上長部地区で、連日30~70人のボランティアを投入して展開中のサンマ、サケなどの水産物収集作戦。水産加工会社の冷凍倉庫を津波が破壊し、800トンもの冷凍魚類が周辺異変にばら撒かれてから約50日が経過。4月19日の作業スタートからも10日がすぎ、いよいよ魚体の腐敗が進み、衛生面からも事態は深刻化しています。

また作業が家屋の瓦礫が広範囲に散らばる集落の中心部に進むにつれ、写真やアルバム、卒業文集など、被災された住民のみなさんの思い出の品の発見や収集も大切な任務となってきました。

(さらに…)


『まごころの種』

2011年4月27日  20時21分

「まごころの種」は終了いたしました。ご支援をいただきありがとうございました。

 

被災地を思うあなたのまごころを花にして咲かせ、野菜として実らせませんか? ご自宅から封筒一通でできるボランティア。まごころネットでは5月から『まごころの種』運動を開始します。 (さらに…)


ゴールデンウィークに参加希望の方へ

2011年4月27日  19時20分

日ごろから遠野まごころネットの被災地支援活動に、ご理解ご協力をいただき、誠にありがとうごさいます。

ここ数日、個人の方のインターネットやファクスによるボランティア登録が激増し、当初、われわれが 予想していた受け入れ人数のリミットを大幅に超える事態となっております。まごころネットでは「被災地で困っている方々のために、ボランティアをしたい」 というみなさんの熱意に応えるべく、どんな時でも応募の門戸を閉ざすことのないように努力しています。 (さらに…)


被災者…そしてボランティア

2011年4月27日  19時12分

遠野まごころネットの個人ボランティアとして、23日から遠野に滞在中の松下達也さん(49=会社員)は、神戸からやってきた。22日の夜に家を出て、夜行バスと電車を乗り継いで23日の朝に仙台に着いた。そのまま、周辺の被災地には目もくれず、人生で初めてのボランティア活動のため、縁もゆかりもなかった岩手の地に乗り込んだ。 (さらに…)


「希望の一本松」ステッカー発売開始!

2011年4月26日  19時03分

当法人での「希望の一本松」ステッカーの販売は終了いたしました。ありがとうございました。

 

陸前高田市では、3・11の大津波で市街地だけでなく、海岸の景勝地「高田松原」の松林も壊滅してしまいました。しかし、約7万本もの松が流出してしまった中、奇跡的に残った樹高30㍍、幹の直径80㌢の1本が、地元で「希望の一本松」と呼ばれ始め、陸高市民の復興のシンボルとなっています。 (さらに…)



「足湯隊」活動

2011年4月25日  21時04分

震災から約2カ月が経過し、長期にわたる避難所暮らしに心身ともに疲れ果てておられる人々のケアも、われわれ遠野まごころネットの大事な任務です。避難所の方々に、足湯の提供し、手や足を揉んであげてリラックスしてもらいながら、身の上話や世間話をする「遠野足湯隊」が連日、被災地に出動しています。 (さらに…)


「手紙文庫」第一弾到着

2011年4月25日  17時45分

届いた本の一部

届いた本の一部

4月22日にスタートした「手紙文庫」の第一弾が到着しました。 手紙文庫の館長に就任した臼澤(うすざわ)良一さん(62)に、日本初のまごころあふれる文庫の誕生までの経緯を聞きました。

臼澤さんはあの日、大槌町駅前本町の自宅にいた。隣の釜石市の市役所を2年前に定年退職し、ライフワークのゲンジボタルの研究や環境保全、自然保護のNPO法人活動に打ち込む充実した第二の人生を送っていた。

午後3時21分に発生した激しい揺れがやっと収まった時でもまだ、臼澤さんは冷静だった。海から自宅まで直線距離で約2㌔ある。停電となり、慌ててつけたラジオは大津波警報の発令を報じていたが、その予想の高さは3㍍。「だったら、こんなとこまで来るもんか!」とたかをくくって、倒れた仏壇を直していた。

(さらに…)


大槌にも “負けないぞ!ザクラ”が咲いてます

2011年4月24日  15時23分

大津波で壊滅状態となっただけでなく、直後の大火災で中心地の多くが焼け野原となった大槌町。海から約2㌔先にある大槌中学校の裏手のがれきの中にひっそりと、幹の周囲が黒焦げになっているサクラが美しい花を咲かせていました。地震、津波、そして火災で、すべてを失っても、決して希望を失わず、必死に耐え忍び踏ん張っておられる大槌町民のみなさんの思いを象徴するサクラです。

大槌の桜の木

大槌の桜の木


「陸前高田市広田町大野地区のコミュニティ施設設営事業」は 「平成23年度(復興支援)被災者支援拠点づくり活動補助事業」の 助成金の補助をいただいています。