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【大槌復興米】2018年新米、予約受付開始!

2018年11月27日  11時49分

東日本大震災の津波で流されてきて、瓦礫の中で実っているのが見つかった奇跡の米「大槌復興米」、2018年産の新米の予約を受け付けます。

 

大槌復興米・2018年産 新米

生産地:岩手県遠野市綾織(あやおり)

品種:ひとめぼれ

3合(450g)パック 500円(税抜)

2kgパック 1,000円(税抜)

10kgパック 3,600円(税抜)

※3合パックはご注文に応じてご用意いたします。1ロットが100個となります。

・購入個数、発送先住所・宛て名・電話番号を遠野まごころネットまでお知らせください。

遠野まごころネット
FAX:0198-62-1002
tonomagokoro@gmail.com

・送料のご負担をお願いいたします。

・代金は商品に同封された請求書にございます口座へお振り込みください。

企業様や法人様の一括購入も歓迎いたします。価格等お気軽にお問い合わせください。

・できるだけおいしく召し上がっていただくため、ご注文いただいてから精米いたします。発送まで少々お時間をいただきます。あしからずご了承ください。

 

◯大槌復興米について

大槌復興米は、東日本大震災の発生から8か月が経った2011年11月、岩手県大槌町安渡(あんど)の菊池妙さんの家の跡で実っているのが見つかったお米です。安渡地区は海に面しており、水田はありません。大槌復興米は、津波でどこかから流されてきて、塩をかぶった土地で自然に芽吹き、逆境を乗り越えて稲穂をつけたのです。

妙さんからこのお米の種籾を託された遠野まごころネットでは、大槌復興米を大槌町を代表する産物に、そして地域の復興のシンボルに育てようと、ボランティアのみなさんや地元のみなさんと栽培をおこなってきました。今年も遠野市綾織の田んぼでそだった大槌復興米、10月末に稲刈りをおこない、現在精米の準備を進めています。今年の新米もぜひご賞味いただき、東北被災地の復興に思いを馳せていただければと存じます。

大槌復興米、これまでの歩み

◯2011年

・3月11月、大槌町安渡の菊池妙さん宅に種籾が津波に乗って流れ着く。

・11月、大槌町安渡の自宅跡で3株の稲が実っているのを妙さんが見つける

◯2012年

・春、大槌町のまごころの郷第二「まごころ農園」で栽培開始

・秋、5.4kgの種籾を収穫

◯2013年

・春〜、大槌町の水田で規模を拡張して栽培。秋、387.5kgを収穫。販売も開始。

・DNA鑑定(武蔵野まごころ連の皆様のご支援で実施)で品種が「ひとめぼれ」であることが判明。

◯2014年

・春〜、遠野市綾織の綱木様の水田で栽培。秋、12トンを収穫。

・秋〜、障がい者自立施設「まごころ就労支援センター」の商品として販売開始。

・11〜12月、JAL国内線ファーストクラスの機内食に採用される。

◯2015年

・2月、ソーシャルプロダクツ賞を受賞

・2月、大槌町と遠野市の小学校に給食用米として寄贈。

・春〜、遠野市綾織の綱木様の水田で栽培。秋、4.5トンを収穫

◯2016年

・3月、JAL国内線ファーストクラスの機内食に再び採用される。

・4月、東京・日本橋の「わたす日本橋」様のメニューに採用される。

・4月、熊本地震被災地に支援物資として1.6トンを寄贈

・5月、釜石市の老舗・藤勇醸造様で味噌の材料としていただけることに。

・8月、尚美学園大学の皆様が川越百万灯祭りでお団子とドーナッツを販売

・9月、東京・お茶の水女子大学附属小学校で給食として提供。

・10月、尚美学園大学の皆様が学園祭でお団子と焼きおにぎりを販売

◯2017年

・5月、朝日新聞(岩手版)の「3.11その時そして」で連載

・6月17日、「たえの酒」「藤勇十割糀みそ」発表

・7月1日~2日、「たえの酒」「藤勇十割糀みそ」の首都圏お披露目
中央大学の学生の皆様が大槌復興米プリンを販売。

「陸前高田市広田町大野地区のコミュニティ施設設営事業」は 「平成23年度(復興支援)被災者支援拠点づくり活動補助事業」の 助成金の補助をいただいています。