遠野まごころネット

遠野被災地支援ボランティアネットワーク遠野まごころネット

「まごころ」という名のタスキ

2011年5月21日  08時45分

<まごころ体験記⑦>

「まごころ」という名のタスキ

富山県魚津市 大久保実

ゴールデンウィーク(以下GW)をはさんだ前後1週の計3週間を私はここ遠野で過ごした。決して短くはないこの期間中、実際に被災地での活動を行ったのは、わずか数回。活動初日の釜石市での「廃棄物搬出」、大槌町での「家屋整理」、陸前高田市での「ブドウ園の清掃」(2回)、そして、分かち合い隊として訪れた「上浜田構造改善センター」での炊き出しの計5回だけである。では、それ以外の日はいったい何を行っていたのかというと、いわゆる「内勤」業務であった。この場を借りて、災害ボランティア活動の知られざるその「裏方業」について触れてみたいと思う。

武蔵さん(左)と。少し緊張した表情の大久保さん(中央)

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5・18 シャ乱Q、藤本美貴が、宮古出身の新人歌手・愛かなえと大槌町の避難所とまごころネットを訪問

2011年5月18日  21時40分

音楽プロデューサーつんく♂さん(42)率いる人気バンド、シャ乱Qと元モーニング娘。の藤本美貴さん(26)が18日、大槌町の赤浜地区など2つの避難所を訪れ、被災された住民約300人を慰問した。

詰めかけた住民を前に演奏するシャ乱Qの面々

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5・18 大槌町の小学生が、カナダ人人気歌手ジャスティン・ビーバーと感激の対面!

2011年5月18日  19時20分

3・11の大津波で壊滅的な被害を受けた大槌町の小学生が18日、東京・港区の米国大使公邸を訪れ、来日中のカナダ人超人気歌手ジャスティン・ビーバーさん(17)らと感激の対面を果たした。
ジョン・ルース駐日米国大使(56)とジョナサン・フリード同カナダ大使(56)らが、東日本大震災の東日本大震災の被災地の岩手、宮城、福島の3県の児童、学生を同じ公邸に招待。岩手県からは、5月から遠野まごころネットの構成メンバーに加わった国際的な人道支援システムの非特定営利活動法人「ジャパンプラットフ ォーム」(JPF)の導きで、まごころネットから大槌町の小学生5人が、岩手県代表として参加した。

ルース大使と対談するビーバーさんと大槌町の小学生


ボランティアは被災地の閉塞感に対する「潤滑油」に  …分かち合い隊

2011年5月18日  12時15分

4月下旬に発足した「分かち合い隊」は沿岸部の避難所などで活動しています。震災から2カ月、避難所で暮らす人たちはボランティアに笑顔で接してくれ、表面的には震災直後の混乱期を乗り切っていらっしゃるように見えます。しかし、いざ腰を据えて話してみると、言葉の端々や表情に不安が垣間見え、新たなストレスや閉塞感を覚えているのが分かりました。ここでは主に陸前高田市内のある避難所を例に、我々が感じた被災地の現状を報告したいと思います。

分かち合い隊のロゴ

分かち合い隊のロゴ

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5・18 おわび: ホームページがダウンしてしまいました

2011年5月18日  10時52分

日ごろから遠野まごころネットホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。ボランティア精神にあふれるみなさんのご期待と注目に応えるべく、われわれ広報スタッフは連日、まごころを込めて更新を続けてまいりましたが、一昨日16日の午後6時すぎから約1時間、そして昨日17日の午後10時前から12時間以上にわたって、ホームページのサーバーがダウンしてしまいました。これは、5月6日からのサイトのリニューアルにともなうサーバー移転の際の設定と契約条件を超えるアクセス数が集中したためです。 復旧が遅れたことで、長時間にわたり弊ホームページの閲覧ができなかったみなさま、またホームページを通じてのボランティア登録のできなかったみなさまに心からおわびいたしますとともに、今後の再発防止に全力を尽くすことを誓います。

本当に申し訳ございませんでした。 そして、今後とも弊ホームページをよろしくお願いいたします。

遠野まごころネット広報担当スタッフ一同


5・17 フルート奏者・牧野詩織さんが6月に「復興支援チャリティーコンサート」を開催!

2011年5月17日  17時08分

遠野まごころネットの「足湯隊」でも大活躍中の花巻市出身のプロフルート奏者・牧野詩織さん(27)が6月に、遠野市と花巻市で「東日本大震災復興チャリティーコンサート」(遠野まごころネットなど後援)を開催します。

まごころネットの玄関でフルートを吹く牧野詩織さん

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情報発信も大切なボランティア活動

2011年5月17日  14時08分

<まごころ体験記⑥>

「情報発信も大切なボランティア活動」

東京都  安齋由紀

1.はじめに

遠野の五百羅漢にて

遠野の五百羅漢にて

私は静岡の伊豆半島の出身です。少なくともここ30年間、静岡県で育った子どもたちは「東海大地震は明日発生してもおかしくない」と教え込まれています。小中学校の避難訓練の回数は他県に比べて多かったように思いますし、実際に伊豆大島の噴火や伊豆半島沖群発地震など、定期的に発生する地震に、生活を脅かされてもきました。そうやって育つと、地震に対する恐怖が澱(おり)のように心の片隅に溜まっていく気がしていました。

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笑顔生む青空喫茶「まごころ広場」

2011年5月16日  21時15分

「遠野まごころネット」の全面協力で、5月4日に大槌町の弓道場の避難所横にオープンした「まごころ広場うすざわ」。
避難所で生活している方々だけでなく「被災された多くの人々に利用してもらいたい!」という思いで作られた青空喫茶は、開店から10以上たった現在も連日、多くの来店者でにぎわっています。

連日、多くの人たちでにぎわう「まごころ広場」

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5・15 取り戻した笑顔。帰ってきた宝物

2011年5月15日  19時12分

ふれあいサッカー教室」に参加した釜石市のKRTのMF菊地泰雅君(7=釜石小3年)はこの日参加した選手ではただ1人、あの3・11の大津波で、川沿いの自宅が全壊してしまった。流出こそ免れたが「もうとても住める状態じゃないんです」とうつむきながら話す。両親と兄弟2人の家族5人で親戚の家に2カ月も居候生活。大好きなサッカーをやりたくても、チームの練習場だったグラウンドは仮設住宅の建設が始まり、仲間との全体練習はできず「とってもつらかった」と振り返る。それでも、チームでコーチを務める父・裕さん(27)とともに一生懸命にトレーニングに励み、頑張ってきた。

川口選手との再会を喜ぶマイ子さん(左は泰雅君)

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「陸前高田市広田町大野地区のコミュニティ施設設営事業」は 「平成23年度(復興支援)被災者支援拠点づくり活動補助事業」の 助成金の補助をいただいています。