遠野まごころネット

遠野被災地支援ボランティアネットワーク遠野まごころネット

十月十日「おさべ復興秋祭り」

2011年10月14日  21時15分

「おさべ復興秋祭り」開会式と「つどいの小屋」上棟式

十月十日十時、「おさべ復興秋祭り」は地元のお父さんたちとボランティアで建てた「つどいの小屋」の上棟式から始まりました。晴天に恵まれ、大漁旗がはためく小屋を目指して仮設・在宅を問わず上長部地区のみなさんが集まりました。上長部区長 菅野誠喜氏のご挨拶、全員での黙祷のあと、子供たちによる「くす玉」割りと「餅まき」で賑やかになりました。

十月十日「おさべ復興秋祭り」十月十日「おさべ復興秋祭り」

十月十日「おさべ復興秋祭り」十月十日「おさべ復興秋祭り」

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震災7ヶ月後のキャンドルナイト

2011年10月12日  18時09分

昨日の遠野まごころネットでは、震災7カ月後のキャンドルナイトを行いました。

10月11日⇒想う⇒3月11日


ボランティアの方々による点灯


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大船渡越喜来で「秋の味覚祭」を開催

2011年10月11日  10時38分

10月10日、大船渡越喜来の「みんなの仲良し広場」で、『三陸とれたて市場』さんからご提供のサンマを中心とした秋の味覚セットを販売し、『Save the Children』さんと一緒に、広場で子供たちとベンチ作りなどを行いました。

越喜来の「みんなの仲良し広場」です


ボリューム満点の秋の味覚セット


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まごころ広場で地域交流会を開催

2011年10月09日  19時13分

大槌町のまごころ広場では、バーベキューやフリーマーケットなどをそろえた「地域交流会」を開催しました。つい数日前までは、日中でも上着を羽織っていなければ寒かったのですが、今日は秋晴れのなか、ポカポカと陽気に包まれていました。

快晴でとても暖かい日でした


地元の方と一緒に屋台出店です


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【お知らせ】10月のイベント情報

2011年10月04日  14時48分

遠野まごころネット主催/共催の10月のイベント情報です。
(日程は突然変更になることもございます。その場合更新情報を掲載します)

 

「まごころの郷」バーベキュー&説明会(大槌町まごころ広場、まごころの郷)

まごころの郷でのイベント風景

巨大カステラづくり(16日)

バーベキュー、巨大カステラづくり、フリーマーケット、コロッケ試食会などを開催し、同時に、今後展開してゆく「まごころの郷」の説明会も行います。バーベキューやカステラ作りでは、火起こし~生地づくりなどの共同作業を通して、仮設・在宅間で年代・性別を問わずに交流を図ります!

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討議「震災の風化を防ぐ」「自立をさまたげない支援」とは(1)

2011年10月01日  10時05分

9月11日東京報告会の第三部全体ディスカッション・質疑応答では、遠野まごころネット事務局、岩手県庁、大槌町社会福祉協議会、NPO法人自立生活サポートセンターもやいなど、第二部までに発表を行った11人が登壇し、会場から集められた質問に答えました。

ディスカッションのファシリテーターは、東日本大震災で被災者支援を行っているジャパン・プラットフォームの松永秀樹さん。松永さんは、4月初旬から遠野まごころネットと協働して被災地の支援活動を行っています。

おもなテーマは「震災の風化を防ぐ」「ボランティアと行政の連携」「自立をさまたげない支援」の3つ。遠方からは見えにくい被災地の現状と、関係者それぞれの関わり方を伝える貴重なディスカッションとなりました。

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討議「震災の風化を防ぐ」「自立をさまたげない支援」とは(5)

2011年9月13日  10時50分

これまでのディスカッションの内容を、遠野まごころネット副代表の多田一彦さんがまとめました。

多田一彦さん(遠野まごころネット): みなさん大事な話をしてくださいました。菊池新一さんは、全体の緊急支援の中で、物資の観点からいくと一つひとつの物資を大事にし、どのようにうまく物資の支援を止めていくかということを考えなければなりません。

一方、大関さんが言った弱者救済という観点では、一人ひとりに深く入っていって、一緒に悩んで支援をしつづけなければなりません。

同じ場所で同じ活動をしていると難しい問題がでてきます。私のプレゼンで「パーソナルなサポートは組織を分けるべきだ」といったのはそういうことです。同じ考え方で支援をすると難しいから、これは難しいままで別々の形でやってもいいじゃないかという意見もあります。

同じ土俵で考えると違うことを言っているように感じるが、本当は両方とも同じ路線にあります。

この報告会で思ったことは、岩手県も我々も、参加してくれている外部団体も向かう方向は同じベクトルにあるということです。本当にそう感じます。だから必ずみんなで協力し、よい支援を続けていけるでしょう。

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討議「震災の風化を防ぐ」「自立をさまたげない支援」とは(4)

2011年9月13日  10時40分

会場からいただいた質問のなかに、「ボランティアが被災者の自立をさまたげているのではないか」と新聞で報じられていたとの声がありました。

被災地の現状とボランティアが行なっている支援の工夫について、各団体が答えました。

Q.自立をさまたげない支援について

参加者(男性): 9月に遠野まごころネットで個人ボランティアとして活動をしたものです。

「ボランティアが住民の自立をさまたげているのではないか」という新聞記事を見ました。ボランティアは、どのくらい自立をサポートすればよいのでしょうか。

また、今後は、これまでやってきた泥かきや心のケアは減っていくと思います。これからボランティアが関与していくのはどういう部分なのでしょうか。自立をさまたげない支援とはどういうものなのでしょうか。

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討議「震災の風化を防ぐ」「自立をさまたげない支援」とは(3)

2011年9月13日  10時30分

会場にいらした参加者からの質問に、登壇者が答えました。

Q.震災をチャンスにできれば

参加者(女性): みんな被災地へ行きたいと思っていますが、距離が遠く、費用が高いのがネックになっています。私はJRにメールを出して、ボランティア列車を出してほしいと頼みました。そうすればみんなが行きやすくなります。

大きな震災はチャンスだと言われているそうです。チャンスは時間が経つと閉じてしまうと言われていわれています。すでに閉じてしまったのではないでしょうか。

松永秀樹さん(ファシリテーター): 多くの人が亡くなっている中で、「震災をチャンス」というのは難しいかもしれませんが、震災から学ぶことはありますし、日本自体を変えていくような、さまざまなことができると思います。多田さんに伺います。

A.被災地を見に来てほしい

多田一彦さん(遠野まごころネット): 今のタイミングではいいにくいですが、震災から何かを得るという考え方はいいと思います。

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討議「震災の風化を防ぐ」「自立をさまたげない支援」とは(2)

2011年9月13日  10時20分

Q.ボランティアと行政の連携について

松永秀樹さん(ファシリテーター): ボランティアと行政の連携について、会場から質問が届いています。

「平時であれば住民サービスとしてさまざまな支援ができるかもしれませんが、いまのような場合、行政が強い力を出さなければ、時間ばかりが経ってしまいます。いろんな問題があるにせよ、最大幸福のための施策をつくり、実行していくのが行政なのではないでしょうか。遠野まごころネットの方はイライラしませんか?」という質問です。

では、行政と一緒にやっていくことについて多田さんのご意見を聞きたいと思います。

A.官民がお互いにバックアップをする

多田一彦さん(遠野まごころネット): よく、行政の方に「民間意識を持て」という話がありますが、それは民間から行政に対する一方的な意見ではないかという感覚が私にはあります。逆に、民間に「官の意識を持て」ということも必要ではないでしょうか。

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「陸前高田市広田町大野地区のコミュニティ施設設営事業」は 「平成23年度(復興支援)被災者支援拠点づくり活動補助事業」の 助成金の補助をいただいています。