遠野まごころネット

遠野被災地支援ボランティアネットワーク遠野まごころネット

「お茶っこの会」+折り紙で世代間交流~大船渡市

2011年10月05日  19時04分

気仙市民復興連絡会の「復興ニュース」第44号に遠野まごころネットの「お茶っこの会」の活動が掲載されました。気仙市民復興連絡会は、岩手県・気仙地域(大船渡市、陸前高田市、住田町)のNPO団体や市民団体の情報収集と発信(助成金情報等)提供を行っていらっしゃるそうです。今後ともよろしくお願いいたします。

記事詳細と写真は、気仙市民復興連絡会のウェブサイトでご覧ください。

「お茶っこの会」+折り紙 で世代間交流 大船渡市の一中・宮田団地

9月22日(木)午後、大船渡市の第一中学校(宮田)仮設団地の集会所で、「遠野まごころネット」主催の「お茶っこ」の会が開かれました。この日はあいにくの雨で、参加者は十数名でしたが、小さな子どもたちも参加。参加者の一人・和田さんが折った折り紙に子どもたちが興味を持ったことから、思わぬ世代を超えた交流の場となりました。

ボランティアさんたちは、雨のなか、からだの不自由な入居者の所には一軒一軒お茶っこの宅配サービスにまわりました。福井・福岡・関東各地など、遠くから来た方が多かったので言葉になじみがなく、私も少しですがお年寄りとのケセン語通訳(!)をさせてもらいました。みなさん遠いところありがとうございました。
ちなみに福井からのボランティアの水田さんご夫妻、河畔のテントに寝ていたところ、夜中に増水した川にあやうく呑まれかかったとか…。
気をつけてくださいね (^_^;)


震災復興ボランティアに参加して感じたこと

2011年10月05日  18時13分

今年3月11日の東日本大震災には大きな衝撃を受けました。6000人あまりが亡くなった16年前の阪神淡路大震災のときもたいへん驚きましたが、今回は、大きな津波が見る見るうちに沿岸の町を呑み込んでいく様子がテレビで何度も放映され、また福島の原子力発電所の崩壊によって深刻な放射能汚染が起こり、大地震というものの恐ろしさというものをあらためて感じると同時に、こうした自然災害を目の前にして、自分はどう対処したらいいのかということ(ただ単に防災や避難のあり方ということだけでなく、こうした自然の脅威というものを人間としてどうとらえたらいいのか、ということ)について深く考えさせられました。

3月11日の震災の日以来、私も日本全国の多くの人々と同様、少しでも地震の被災地の人たちのお役に立てることはないか、と思い続けてきました。幸い、私の勤めている静岡市内の職場(静岡日本語教育センター[=外国人に日本語を教える学校])で、静岡県ボランティア協会との協力により、ボランティアバスをチャーターすることが決まり、職員や学生、一般ボランティアとともに、「遠野まごころネット」を通じて、期間としては9月30日と10月1日のたった2日間ではありましたが、活動に参加させていただくことができました。

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「復興チャリティー大槌まつり」で30人のボランティアがお手伝い

2011年10月04日  11時18分

9月25日に大槌のふれあい運動公園で「復興チャリティー大槌まつり」が開催されました。大槌の郷土芸能などが披露されるなか、遠野まごころネットからは30名ほどのボランティアが伺い、「うすざわガールズ」(まごころ広場で食事を作ってくださっている被災者の方)の出店のお手伝いや、小鎚神社の神輿担ぎ、まつりの運営などをしました。ボランティアが参加する「まつり」というのは今までにない形ですが、新たなコミュニティ形成の一端を担うことができれば幸いです。

まごころ広場うすざわのブログから臼澤さんのメッセージを掲載させていただきます。また写真はギャラリーでご覧ください。

「未だご家族が行方不明の方、そしていろいろな思いで暮らしている方がたくさんいる中での開催ですが、大槌といえば「まつり」、祭りこそ亡くなった方々や行方不明の方々を偲んだり、これからの復興を誓うという意味で大変重要な意味を持つと思っています。」

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やりきった。(大槌町での活動、「設備の大島」さんより)

2011年10月04日  09時56分

活動地域:大槌町赤浜
活動期間:2011年9月28日~10月1日

場所は、はまゆりが屋根に乗った民宿「赤武」です。
今回の活動は、6月に続き2回目でしたが、家の中の作業は初めてで、泥の量に驚きました。
私が設備関係の仕事をしているということで、「末田隊長」より厨房の天井解体を命を受け、任務を遂行しました。

作業中の大島さん


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静岡県の「掛川市民の会」さんより

2011年10月04日  08時58分

9月17日~18日にかけ、高校生からお年寄り・女性が活躍できる災害ボランティア活動目指して今回掛川市では初めての試みとして、市民全体から公募し、災害ボランティア活動のバス運行を企画いたしました。17歳~74歳という幅広い年代層でなおかつ、参加者41名中約半数近い17名が女性という構成で誰でも出来うる活動を目指しました。

朝礼時の集合写真


陸前高田で心のケア活動


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「復活の薪」の木村さんと芳賀さんがいらっしゃいました

2011年10月03日  11時34分

大槌町の吉里吉里で活動している「復活の薪」(ウェブサイトはこちら「吉里吉里国 復活の薪」
「まごころネットのボランティアさんに手伝ってもらったお礼に、作っていただいたい薪を持ってきました!」と、昨日、運営している木村さんと芳賀さんがいらっしゃいました。

木村さん(左)と芳賀さん(右)。まごころネットへ薪を届けてくださいました。

「復活の薪」はこれまで瓦礫の廃材をもとに薪をつくってきましたが、これから、第2シーズンに向かうとのこと。山に入り、間伐材をもとにして、新たな「復活の薪」を展開し、山と海、双方の自然をつくってゆくプロジェクトへと移行してゆきます。
いまはその準備段階。準備が整い、ちょうどよく木材が乾燥する期を待ち、またボランティア募集をかけるとのことです。今度は、子孫の代にまで伝える「海と森をつくる活動」へ、みなさんのご協力をお願いいたします!


まごころベンチづくり(倉敷市からも材料をいただいています)

2011年10月03日  11時10分

募集しておりました”まごころベンチ”。
先日投稿した高知からの材料でのベンチ作りに加えて、倉敷市からも100脚分の材料が届き、さっそくカフェ隊が出動している仮設団地で現地の方々と協働作成をしています。


今回訪問したのは、大船渡の綾里仮設です。
こちらでは、高知からの10脚、倉敷からの10脚、計20脚を現地の方々と作成しました。「作るのは難しくないですか?」と質問したところ、おじちゃんたちから「俺たちは、こういうものを作るのプロだからね!」と笑顔で答えていただいています。
東北は段々と寒くなってきましたが、こうした笑顔が生まれる活動を持続的に行ってゆけるようにしてゆきます。



枯れた木が地区の休み所へ

2011年10月01日  16時59分

陸前高田市気仙町上長部地区で杉の皮剥きをしています。
塩害で枯れた杉を利用して地区の農作業時の休憩所を造る計画の一環です。

切り倒してから時間が経った木は、剥ぐのが面倒です。甘皮が残ると、その下に虫が巣くうので大変です。
切り倒したばかりの木は、面白いようにクルンと剥けるのではまります。そういう木は、木肌が白くてツルツルで美しいです。

あしたへの一歩を作っています。

 

(記事・写真:宮本賢治)


生きようと支えあった「絆の丘」:高橋勇樹さんインタビュー(1)

2011年10月01日  10時00分

9月11日に東京で開催した東日本大震災6ヵ月報告会。これに関連し、実際に被災地で避難所運営のリーダーとして現場に携わり、現在も地元の青年会議所理事長として陸前高田市の復興に取り組む高橋勇樹さんにお話をうかがいました。被災後の生活から今後の復興ビジョンまで、多くのことを語っていただきました。これを読むみなさんには、陸前高田再生への想いを掴んでいただければと思っています。

陸前高田・青年会議所理事長の高橋勇樹さん

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「陸前高田市広田町大野地区のコミュニティ施設設営事業」は 「平成23年度(復興支援)被災者支援拠点づくり活動補助事業」の 助成金の補助をいただいています。