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【イベント】6/24 遠野「たえの酒を楽しむ会」へのお誘い

2017年6月16日  10時34分

津波で流されてきて瓦礫の中で実っているのが見つかった奇跡の米「大槌復興米」の特別純米酒「たえの酒」がついに6月17日(土)に発表されます。それを記念して6月24日(土)、遠野で「たえの酒を楽しむ会」を開催いたします。

 

たえの酒を楽しむ会
日時:6月24日(土)15時から17時30分
場所:遠野市蔵の道広場「コヨミーナ」【地図
参加費:3,000円
   「たえの酒」は飲み放題。その他アルコールは個別注文(有料)

 

 

日本中・世界各国のボランティアさんが力を合わせて栽培した大槌復興米ですが、現在は復興米を絶やさないよう遠野市綾織町の米栽培家・綱木秀治氏が栽培しています。醸造受入れは、創業1789年の上閉伊酒造さん、新里佳子社長は大槌町出身で大槌の方々に喜んでもらいたいとの想いで、商品化出来ました。醸造は南部杜氏の伊藤隆一氏、復興米のほのかな甘さとスッキリした辛口を表現する為に、大吟醸ではなく特別純米酒で仕込みました。大槌のホタテや牡蠣にぴったりはまります!

会場は遠野市蔵の道広場にあるコヨミーナ。遠野をはじめ地元の食材を生かしたおいしい料理を提供しているレストランです。当日は料理長が腕を奮って、まごころ就労支援センターで作っている食材をアレンジしてくれますよ!

大槌ファンのみなさま、奮ってご参加ください。大槌を語りながら「たえの酒」を楽しみましょう!

 

【お問い合わせ・お申し込み】

 遠野まごころネット本部事務局
 電話:0198-62-1001
 メール:tonomagokoro@gmail.com

 こちらのお問い合わせフォームもご利用ください。

 

 

大槌復興米、これまでの歩み

◯2011年

・3月11月、大槌町安渡の菊池妙さん宅に種籾が津波に乗って流れ着く。

・11月、大槌町安渡の自宅跡で3株の稲が実っているのを妙さんが見つける

◯2012年

・春、大槌町のまごころの郷第二「まごころ農園」で栽培開始

・秋、5.4kgの種籾を収穫

◯2013年

・春〜、大槌町の水田で規模を拡張して栽培。秋、387.5kgを収穫。販売も開始。

・DNA鑑定(武蔵野まごころ連の皆様のご支援で実施)で品種が「ひとめぼれ」であることが判明。

◯2014年

・春〜、遠野市綾織の綱木様の水田で栽培。秋、12トンを収穫。

・秋〜、障がい者自立施設「まごころ就労支援センター」の商品として販売開始。

・11〜12月、JAL国内線ファーストクラスの機内食に採用される。

◯2015年

・2月、ソーシャルプロダクツ賞を受賞

・2月、大槌町と遠野市の小学校に給食用米として寄贈。

・春〜、遠野市綾織の綱木様の水田で栽培。秋、4.5トンを収穫

◯2016年

・3月、JAL国内線ファーストクラスの機内食に再び採用される。

・4月、東京・日本橋の「わたす日本橋」様のメニューに採用される。

・4月、熊本地震被災地に支援物資として1.6トンを寄贈

・5月、釜石市の老舗・藤勇醸造様で味噌の材料としていただけることに。

・8月、尚美学園大学の皆様が川越百万灯祭りでお団子とドーナッツを販売

・9月、東京・お茶の水女子大学附属小学校で給食として提供。

・10月、尚美学園大学の皆様が学園祭でお団子と焼きおにぎりを販売

◯2017年

・5月、朝日新聞(岩手版)の「3.11その時そして」で連載

・6月17日、大槌復興米を使った「たえの酒」「藤勇十割糀みそ」発表

「陸前高田市広田町大野地区のコミュニティ施設設営事業」は 「平成23年度(復興支援)被災者支援拠点づくり活動補助事業」の 助成金の補助をいただいています。