遠野まごころネット

遠野被災地支援ボランティアネットワーク遠野まごころネット


想いが寄り添う町、箱崎

2012年1月02日  19時29分

「NPO法人遠野まごころネット」が2011年6月から12月までの期間、岩手県釜石市箱崎町で繰り広げた災害ボランティア活動の記録。写真と文は、箱崎地区隊長の船田浩­二が担当。「被災地の悲惨さを伝えるのではなく、ともに汗を流した仲間たちへの敬意を形にしたかった。彼らが日々何をして、何を想っているのかを多くの人に知ってほしい。­」

船田浩二


11月末・大船渡イベントの御報告です

2012年1月01日  21時57分

バッタバタの日々で大変遅くなりましたが11月末・大船渡イベントの御報告です。

《11月26日(土)上山公民館》
避難所暮らしから新たな生活が始まり4ヶ月が経過。
被害を受けてしまった方全員が仮設住宅で暮らしている訳ではありません。
自宅の1階を流され2階で暮らしてきた方、親戚・身内の家に移られた方、避難所から民間のアパート・雇用促進住宅等(みなし仮設)に移られた方。
皆さん今までと全く違う不便な生活を送っています。

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新年明けましておめでとうございます

2012年1月01日  10時22分

2012年も遠野まごころネットは全力をあげて被災された方々のために努めてまいります。
旧年中と変わらぬご愛顧とご協力のほど宜しくお願い申し上げます。
皆様にとってより良い年になりますよう、心よりお祈り申し上げます。

ところで、私たちの事務所でも少しは正月気分を味わいたいということで飾り付けを行いました。

まごころネット流の飾り付け


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大槌まごころ餅つき大会

2011年12月31日  21時53分

年も押し詰まった12月29日と30日。まごころでは大槌町の仮設住宅2ヶ所で餅つき大会を開催しました。大槌町で被災された方々のご依頼に応えてのイベントです。

29日におじゃましたのは、金澤仮設団地。大槌市街地から15キロほども大槌川をさかのぼった内陸にあるため、イベントがほとんど入っていないところです。 (さらに…)


年末年始のボランティア活動について

2011年12月30日  10時00分

年末年始の活動についてのお知らせを、本ページに掲載・更新いたします。


12/23~1/7のボランティア活動について

地域や活動グループによって異なりますが、12/23~1/7は普段のボランティア活動がお休みになるため、活動先・求人数は大幅に減少します。この期間にボランティア参加の皆様は、ご了承お願いいたします。

お休みの期間はこちらのとおりです。
【屋外作業】
 ・大槌町 12/23~1/5
 ・陸前高田市 12/23~1/7
 ・釜石市 12/29~1/5
【屋内作業】
・カフェ隊 地域によって12/23~25と1/2~1/5のうち数日

[12/18(日)17:00]

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つながりのあたたかみ~大船渡ふれあいカフェ隊

2011年12月29日  13時30分

普段は大船渡でふれあいカフェ隊として活動している私たちですが、12月23~25日はサンタが100人やってきた!のプレゼントお渡しなどで地域の皆様にお会いすることができました。

12月23日 越喜来観光センター

初日の準備のため30分遅れての開始だったものの、越喜来観光センターでは子供達が外で待っていました。到着すると、「サンタ来たよーっ」とバスと一緒に走り周るほど喜んでもらえました。

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もう一度、被災地に心の火を灯したい

2011年12月27日  14時00分

遠野市は岩手県沿岸部から少し内陸に入ったところにあり、山々に囲まれ、自然豊かな美しい景色をもつ町である。今回私たちを受け入れてくださったJA部に所属する農家のみなさんは、パワフルで本当に明るく笑顔の絶えない方たちばかりだった。それぞれの農家さんの持つ広大な土地には、水稲に限らず、色とりどりのお花やホウレン草、サツマイモ、大根、ワサビ、ピーナッツ、トウモロコシ、人参、大豆、時には牛など、数え切れないほど豊富な作物・家畜が育てられていた。農家ではこれらの作物を育て販売することで生活を営み、同時に収穫したものを近所の家々におすそ分けしている。
どこに行ってもみんな知り合いで、道で会えばちょっとした会話を弾ませ、近所の畑を覗いてみては畑作業を手伝ってくれる。そんな地域付き合いのおかげで、みんなで支え合える強いつながりがあり、遠野の町にはいつも笑顔があふれている。土まみれになった農作業、採れたての野菜の甘い味、家族のような遠野の人の温かさ。3月11日以前には、被災地にもこうした豊かな生活があったのだ。

私たちRINCは、「遠野まごころネット」の沿岸部ボランティア活動に参加し、釜石市箱崎町での瓦礫撤去作業と仮設住宅や在宅の被災者への訪問などに携わった。箱崎町は地盤沈下で復興計画が立たず、行政にも見放されている状態だ。それゆえ、被災6カ月を経た今、若い世代は町を離れ、高齢者のみが残されている。復興の手が進められにくく、未だ3.11のままの状態で残されている家屋もあった。 (さらに…)


第4回構成員会議~陸前高田市ハード部隊隊長 稲田正吾郎さんからの報告

2011年12月26日  16時00分


より大きな地図で 陸前高田市 を表示

私は5月から活動させていただいていて、6月からは陸前高田市の現場隊長を担当している。陸前高田市での活動場所は、小友町、広田町、米崎町、気仙町、高田町、と広範囲。最近は米崎町舘(たて)で住民のみなさんからニーズを聞きながら作業を進めている。

活動のなかで一番多く関わっている地域は気仙町上長部。ご存じの方も多いと思うが、ゴールデンウィークからサンマ隊が活動し、私は忘れもしない6月18日にサンマ隊第2弾として初めて上長部を訪れた。それ以来上長部では半年以上お世話になっているが、現在は瓦礫撤去作業はほとんどない。地元のお父さんお母さんたちと話をしながら1日を過ごすような感じ。

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「陸前高田市広田町大野地区のコミュニティ施設設営事業」は 「平成23年度(復興支援)被災者支援拠点づくり活動補助事業」の 助成金の補助をいただいています。