遠野まごころネット

遠野被災地支援ボランティアネットワーク遠野まごころネット

神田葡萄園が復活!

2011年6月23日  09時15分

 

神田葡萄園五代目社長の熊谷和司さん(左)とボランティアの木寅健吾さん(右)

明治38年から100年以上もの歴史を持ち、陸前高田市で知らない人はいないといわれるほど昔から親しまれている「神田葡萄園」がジュースの製造を再開しました。この神田葡萄園はまごころネットがボランティア活動をさせていただいた場所で、名物の「マスカットサイダー」は全国的にも支持を受けています。今回の震災で設備が壊れてしまったり、ジュースが流れてしまってしばらくの間営業ができない状態でしたが、今月に入ってからボイラーを試運転させたりと再開に向けて頑張ってきました。そして現在では全ての商品が販売できるようになったわけではありませんが、あのマスカットサイダーを製造できるまでになりました。

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6.21まごころネット・まごころ広場に軽自動車が寄贈されました!

2011年6月22日  03時25分

自動車を寄贈してくれた高塚さん

まごころネットに5台、まごころ広場に1台の計6台の軽自動車が寄贈されました。そのうちの一台には被災地へのメッセージがたくさん書かれており、見るだけで元気をもらえるようなものもありました。これらの自動車を贈呈してくれたのは静岡県浜松市で自動車ディーラーをしている高塚苑美さん(34)。高塚さんはテレビのニュース番組で避難所やボランティアセンターに車が足りないという報道を受けて今回の贈呈に踏み切ったのだそうです。

被災地でボランティア活動をする上で自動車は欠かせません。特にまごころネットのようなベース(基地)となる場所から作業現場までの移動に自動車が必要なボランティアセンターには、無くてはならない存在です。 (さらに…)


6.18ヒマワリプロジェクト始動

2011年6月18日  11時55分

種をまくボランティア。夏にはどれだけたくさんのヒマワリが咲くのでしょうか

陸前高田市米崎町で、ある一軒の個人宅の畑を総勢50人のボランティアで訪れました。この家に住むのは今月18日に誕生日を迎える吉田愛子さん(66)とその夫、吉田信さん(69)の二人。吉田さん夫妻が住む家は海から2キロメートル程離れたところにあるにも関わらず今回の震災で被害を受けてしまいました。1つの畑でキュウリを、もう1つの畑でリンゴを育てていましたが、今回の震災でキュウリを育てている畑が海水、泥水、それに瓦礫まみれになってしまったのです。家の中は背丈ほどの水位まで浸水してしまい、玄関の前には大量の瓦礫があったため、しばらくの間は家に入ることもできませんでしたが、現在は多くのボランティアが家や畑を掃除して、大部分の瓦礫が片付きました。


6・3 「東日本大震災支援全国ネットワーク現地会議 in 岩手」開催

2011年6月03日  20時51分

東日本大震災における被災者支援を目的に結成された、全国の災害支援関係のNPO・NGOなどの民間組織を取りまとめる「東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN)」が主催する「現地会議 in 岩手」が3日、滝沢村の岩手県立大学で開催された。

大講堂で行われた第1部。左端は辻元首相補佐官

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『手紙文庫』ポスター公開

2011年5月31日  20時13分

「手紙文庫」は終了いたしました。ご支援をいただきありがとうございました。

被災地の方々を励まし、勇気付けようと4月22日から募集している『手紙文庫』は皆様のご協力により多くの本と手紙を被災地にお届けしております。 (さらに…)



笑顔生む青空喫茶「まごころ広場」

2011年5月16日  21時15分

「遠野まごころネット」の全面協力で、5月4日に大槌町の弓道場の避難所横にオープンした「まごころ広場うすざわ」。
避難所で生活している方々だけでなく「被災された多くの人々に利用してもらいたい!」という思いで作られた青空喫茶は、開店から10以上たった現在も連日、多くの来店者でにぎわっています。

連日、多くの人たちでにぎわう「まごころ広場」

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5・14 「まごころだね」が続々と遠野に到着中!

2011年5月14日  15時51分

「まごころだね」の募集は終了いたしました。ご支援をいただきありがとうございました。

 

大津波で荒れ野となってしまった被災地の畑や、流されてしまった庭や野原、そして避難所周辺の空き地を「まごころのこもった花や農作物で埋め尽くそう」という願いを込めて、4月27日からスタートした新企画「まごころだね」。おかげさまで連日、日本全国から続々と遠野まごころネット事務局に到着しています。

全国から届いたタネと同封されていたメッセージ

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5・13 波に消えた村を訪ねて…ニーズ調査

2011年5月13日  18時16分

3・11の悲劇から2カ月以上が経過しました。多くの被災地では瓦礫の撤去が進み、復興への槌音が聞こえ始めました。しかし、広げた人の手のひらのように入り組んだ入り江が至るところにある三陸海岸には、いまだに大津波が来襲した直後の無残な姿のまま、ほとんど放置されている浜辺の集落が数多く存在しています。海岸線の小さな半島沿いにも、自衛隊や工事関係の車両以外は行き来のないさびれた県道が通っています。震災で荒れ果て、メディアにも取り上げれない集落にも「支援を必要とする人たちはきっといる」。遠野まごころネットでは、時にはそんな「忘れられかけた村」を訪ねて、被災地の住民へのニーズ調査を行っています。

完全に砂に埋もれた根浜の街角

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5・6 ひとまず終了した陸前高田市「腐乱海産物回収」作業現場の今後

2011年5月06日  20時13分

瓦礫と水産物がほとんどなくなった上長部地区の現場

遠野まごころネットが、陸前高田市上長部地区で連日40~250人ものボランティアを投入して実施してきたサンマ、サケなどの水産物収集活動(通称:サンマ作戦)が、震災から55日後の5月5日にひとまず終了の時を迎えました。

3月11日の大震災で、水産加工会社の冷凍倉庫を津波が破壊し、800トンもの冷凍水産物(サンマ、サケ、イクラ、ワカメなど)が、すべて周辺にばら撒かれてから5週間後の4月19日から2週間以上にわたって、家屋のがれきが散らばり、強烈な悪臭の漂う過酷な環境の中で、のべ1000人にのぼる「まごころネット」のボランティアが地道に、回収や廃棄、そして消臭のためのEM菌散布作業に従事してきました。

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「陸前高田市広田町大野地区のコミュニティ施設設営事業」は 「平成23年度(復興支援)被災者支援拠点づくり活動補助事業」の 助成金の補助をいただいています。