遠野まごころネット

遠野被災地支援ボランティアネットワーク遠野まごころネット

神田葡萄園が復活!

2011年6月23日  09時15分

 

神田葡萄園五代目社長の熊谷和司さん(左)とボランティアの木寅健吾さん(右)

明治38年から100年以上もの歴史を持ち、陸前高田市で知らない人はいないといわれるほど昔から親しまれている「神田葡萄園」がジュースの製造を再開しました。この神田葡萄園はまごころネットがボランティア活動をさせていただいた場所で、名物の「マスカットサイダー」は全国的にも支持を受けています。今回の震災で設備が壊れてしまったり、ジュースが流れてしまってしばらくの間営業ができない状態でしたが、今月に入ってからボイラーを試運転させたりと再開に向けて頑張ってきました。そして現在では全ての商品が販売できるようになったわけではありませんが、あのマスカットサイダーを製造できるまでになりました。

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大槌町にパレスチナ難民の皆さんから激励のメッセージが届きました!

2011年6月22日  10時27分

ちょっと遠い場所のお話ですが、地中海の東側のシリア、レバノン、ヨルダン、そしてヨルダン川西岸・ガザのパレスチナ自治区には、60年以上前にパレスチナの住みなれた家を離れた約480万人もの人々が現在も難民として暮らしています。

「世界中の子供たちを自分の子供のように思っています。ともに手を取り合っていきましょう」と語るタマール・アル・ヤソリさん。

そのパレスチナ難民の皆さんから大槌町のお友達あてに激励のメッセージが届きました!パレスチナ難民を支援する国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA:ウンルワ)と日本の国際協力機構(JICA:ジャイカ)の協力を経て、6月14日、ヨルダン、レバノンから大槌町教育委員会に絵と手紙が届きました。大槌町教育委員会では、「遠いところから、しかも家を追われて大変な苦労をされている方々からの激励は、大槌の子供たちに『絆』の大切さを感じてもらえると思います。」と大感動されたそうです。

マイサ・ハッサン・サーレさん「この絵には、たくさんの色が使ってあります。世界には色々な国、民族、宗教があるからです。そして、その色は全部つながっています。つらい時、悲しい時は、お互い助け合います。世界は一つ、みんな一つです。」


6.21まごころネット・まごころ広場に軽自動車が寄贈されました!

2011年6月22日  03時25分

自動車を寄贈してくれた高塚さん

まごころネットに5台、まごころ広場に1台の計6台の軽自動車が寄贈されました。そのうちの一台には被災地へのメッセージがたくさん書かれており、見るだけで元気をもらえるようなものもありました。これらの自動車を贈呈してくれたのは静岡県浜松市で自動車ディーラーをしている高塚苑美さん(34)。高塚さんはテレビのニュース番組で避難所やボランティアセンターに車が足りないという報道を受けて今回の贈呈に踏み切ったのだそうです。

被災地でボランティア活動をする上で自動車は欠かせません。特にまごころネットのようなベース(基地)となる場所から作業現場までの移動に自動車が必要なボランティアセンターには、無くてはならない存在です。 (さらに…)


サンマ作戦 2弾

2011年6月20日  16時41分

5月の連休で一区切りをつけたサンマ作戦(腐敗海産物除去作戦)の第2弾です。陸前高田市上長部地区の水産加工工場からの800トンのサンマ、サケ、イクラ等の海産物の流出物対策、終了したと報じたのですが、現実はそんなに甘いものではありません。現在も多量の土砂や瓦礫とともにサンマは埋もれており、原型こそ留めていないものの色の変わった土、多量のハエ、鼻を衝く異臭として日々地域の住民を悩ませています。

サンマ作戦 2弾

未だ瓦礫の残る長部地区

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6.20遠野まごころネットが地元の方との親睦会を開きました

2011年6月20日  01時40分

遠野まごころネットが地域の方々(又は避難で来られた方々)との交流イベントを行いました。地域の方もボランティアも混ざり合ってお話しをしたりご飯を食べたり、会場はまるでお祭りのような雰囲気でした。会場となった福祉センター(遠野まごころネットのベース)には遠野名物のジンギスカン、焼きそば、豚汁、クレープなどの様々な屋台が軒を連ねていました。飲み物販売テントでは遠野の地ビール「河童ビール」や、あの神田葡萄園さんの「マスカットサイダー」なども販売されていました。飲食物以外にも岩手県復興応援のためのTシャツや缶バッジ販売もされていました。 (さらに…)



6.18ヒマワリプロジェクト始動

2011年6月18日  11時55分

種をまくボランティア。夏にはどれだけたくさんのヒマワリが咲くのでしょうか

陸前高田市米崎町で、ある一軒の個人宅の畑を総勢50人のボランティアで訪れました。この家に住むのは今月18日に誕生日を迎える吉田愛子さん(66)とその夫、吉田信さん(69)の二人。吉田さん夫妻が住む家は海から2キロメートル程離れたところにあるにも関わらず今回の震災で被害を受けてしまいました。1つの畑でキュウリを、もう1つの畑でリンゴを育てていましたが、今回の震災でキュウリを育てている畑が海水、泥水、それに瓦礫まみれになってしまったのです。家の中は背丈ほどの水位まで浸水してしまい、玄関の前には大量の瓦礫があったため、しばらくの間は家に入ることもできませんでしたが、現在は多くのボランティアが家や畑を掃除して、大部分の瓦礫が片付きました。


まごころ体験記-本当のまごころネット

2011年6月12日  16時35分

<まごころ体験記⑩>

本当のまごころネット

静岡県牧之原市 大石健司

4月下旬から、遠野まごころネットのホームページの原稿を書いてきました。未曽有の大震災の惨状や復興にかける被災者の方々の奮闘ぶり、そして柳田國男の「遠野物語」刊行からちょうど1世紀後に誕生した日本初の災害被災地「後方支援民間ボランティア組織」の魅力と挑戦を、これでもかとばかりに書き連ね、1人でも多くのあらたなボランティア志望者をこの地に呼び寄せることに全身全霊を傾けてきました。

震災から3カ月たった今も、悲惨な被災地の光景

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【募集終了】6.12 写真修復ボランティア

2011年6月12日  11時32分

※6.12から募集しておりました写真修復ボランティアですが、6月16日に読売新聞にてご紹介を頂いたこともあり大変多くの方からご協力の希望をいただいたのですが、定員に達しましたので、募集を一旦終了させていただきます。

態勢と環境を整備したうえでプロジェクトの拡大及び活動に参加していただける方の追加募集を予定しておりますので、今回は参加をお願いでなかった方々も是非ご参加ください。

募集を再開する時はHP上で再度告知させていただきます。

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6・11 大震災から3カ月…大槌・まごころ広場の1日

2011年6月12日  10時18分

東日本大震災から3カ月。大津波で壊滅的被害を受けた大槌町で、被災された方々の憩いの場として連日大賑わいを見せている「まごころ広場うすざわ」では、地域住民とボランティアが明るく、そして厳粛に、決して風化させてはならないあの日を思う、区切りの1日を迎えました。

震災から3カ月がたった被災地


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「陸前高田市広田町大野地区のコミュニティ施設設営事業」は 「平成23年度(復興支援)被災者支援拠点づくり活動補助事業」の 助成金の補助をいただいています。